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フード・デリバリー専門店「Ghost Kitchens」展開の「ゴーストレストラン研究所」が資金調達

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2020年5月29日、株式会社ゴーストレストラン研究所は、資金調達を実施したことを発表しました。

実店舗を持たず、Uber EatsやChompyなどのデリバリー・サービスを利用して料理を届ける「Ghost Kitchens」を展開しています。

2020年5月現在、「Ghost Kitchens」はマルチ・ブランド戦略により9ブランドを展開しています。

今回の資金は、初の実店舗でのテイク・アウト業務の開始、新ブランドの展開、冷凍キットを販売するDirect to Consumerビジネスの展開に充当されます。

実店舗を持たず、シェア・キッチンなどで調理を行い、デリバリー・サービスを利用して販売する形態を、ゴースト・レストランやクラウド・キッチンと呼びます。

これはUber Eatsなどのデリバリー・サービスの普及によって生まれた新しい飲食店の形です。

この形の一番のメリットとしては初期費用が抑えられることにあります。一般的には、飲食店の開業には、数百万円から1,000万円ほどの費用がかかります。しかし、ゴースト・レストランの場合は、安くて数十万円から開業することもできます。

新型コロナウイルス感染症の流行によりデリバリー・サービスの利用率が上がることが考えられるため、ゴースト・レストランもさらに増えていくのではないでしょうか。

また、ゴースト・レストランが拡大するにつれ、シェア・キッチンの拡大や、新たな革新的なサービスの誕生も起こるはずです。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ Ghost Kitchens クラウド・キッチン ゴースト・レストラン ゴーストレストラン研究所 フード 店舗 株式会社 資金調達 飲食
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