注目のスタートアップ

店舗向け仕入れプラットフォーム「PORTUS」がリリース 運営元が3,000万円調達

2019年10月8日、park&port株式会社は、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、店舗向け仕入れプラットフォーム「PORTUS(ポルタス)」をリリースすることを発表しました。

セレクト・ショップや、喫茶店、美容院、インフルエンサーなどが、店舗で販売する商品を簡単に仕入れることができるプラットフォームです。

独自のバイイング・サポート・システムにより、店舗画像や、取扱いブランド、売上構成比などから特徴量を抽出し、レコメンドやサクセス・チームからのコミュニケーションにより提案が受けられます。

park&portに出資したのは、独立系ベンチャー・キャピタルのインキュベイトファンド株式会社などです。

インキュベイトファンドは、park&portなど支援先のスタートアップが参加するコミュニティ「IF Talent Network」を運営しています。

park&port株式会社 CEO 櫟山 敦彦氏のコメント

今回のニュースにつきまして、park&port株式会社 CEO 櫟山 敦彦氏よりコメントが届きました!

櫟山 敦彦
新卒で繊維専門商社に入社後、ブランドセールス、ブランドバイイング、ディストリビューターなどの業務を経て独立、ブランド事業およびコンサルティング事業を行う。2017年に株式会社エアークローゼットに入社、ファッションレンタルでの最適なMDプランの作成を行う。複数の新規事業に携わったのちに2019年2月に同社を退社。park&port株式会社を創業、9月に小売のアップデートを目指しB2Bプラットフォーム「PORTUS(ポルタス)」をリリース。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

櫟山:代表である私が洋服や雑貨などの買い物が大好きで、色々なお店で買い物をしてきましたが、そのお店がどんどん減っていること、お店で取り扱っている商品バリエーションが減っていると感じています。昔自分が楽しんだ買い物をいまの若い人も含めて体感できるといいな、と思ったのがスタートで、この思いに共感した3人の創業メンバーとともに事業をはじめました。

ー今回の資金調達・新サービスについて、どのような反響がありましたか?

櫟山:多くのメーカー・ブランド様、お店様からお問い合わせをいただいており、「仕入れ」に対するペインが大きいことの裏付けになっていると考えています。またVC様、銀行様からも問い合わせを複数いただいており、この小売領域に対する興味関心も高まったのではないかと思います。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

櫟山:現在取り組んでいる仕入れ領域をもっと簡単に自由にする機能開発、特に卸売物流領域は今後ペインが顕在化すると考えており、そういった分野の開発を行います。またお店をもっと開きやすく、もっとお客さんと接しやすくするための機能をご参画いただいたお店さまの声を元に開発していきたいと考えています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ park&port株式会社 PORTUS ポルタス 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM」を開発・提供する「PICK」が資金調達
2024年8月26日、株式会社PICKは、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は約5億円となりました。 PICKは、不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM…
リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する「Psychic VR Lab」が5億円調達
2023年3月31日、株式会社Psychic VR Labは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Psychic VR Labは、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」や、「S…
「モブキャストホールディングス」が資金調達へ 子会社「モブキャストゲームス」の成長を加速
2022年6月3日、株式会社モブキャストホールディングスは、転換社債と新株予約権による資金調達を行うことを発表しました。 モブキャストホールディングスは、スマホ向けゲーム開発を展開する株式会社モブキャ…
感覚過敏の啓蒙活動や企画開発・研究の「感覚過敏研究所」展開などの「クリスタルロード」が1,700万円調達
2021年7月15日、株式会社クリスタルロードは、総額1,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2018年12月に、加藤路瑛氏が12歳で創業したスタートアップです。 感覚過敏の課題解決の…
ビデオメッセージで顧客対応を効率化する「Quden」提供の「zipunk」が5,000万円調達
2022年2月7日、株式会社zipunkは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、B2BビデオコラボレーションSaaS「Quden(クデン)」を正式リリースしたことも併せて発表…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集