PropTech特化のVC「デジタルベースキャピタル」が設立

tips

株式会社デジタルベースキャピタルは、自社の設立と、PropTechに特化した最大10億円規模のファンドを組成したことを発表しました。

デジタルベースキャピタルは、PropTechスタートアップ・コミュニティ「PropTech JAPAN」のファウンダーで、コンサルタントとしてFintech・不動産テックを推進してきた桜井駿氏が設立したものです。

PropTechとは、Property(不動産)とTechnology(技術)を合わせた造語です。

不動産テックとも呼ばれていますが、デジタルベースキャピタルは、規制のかかった産業に取り組む“RegTech”や、“FinTech”の一部も対象領域としているので、PropTechとしています。

今後は、PropTech領域でのイノベーション促進のために、ファンドによる投資のほか、大手事業会社と連携したアクセラレタープログラムの運営などを予定しています。

<創業手帳の創業者・大久保幸世の視点>

大きくて古い不動産業界をテックが変えるか。

不動産業界はリアル・エステイト、というだけあってリアル、オフラインがついて回るが、一方で動くおカネも大きい。難易度が高い分、革新に成功すると大きなリターンが有り、その分野のテクノロジーに資金が流入するのは良いこと。
スペースマーケット、スペイシーなどのスペースシェア系だけでなく、不動産業界はテックでの開拓の余地がかなり大きい。
金融、人、不動産はかなり大きなマーケットで、フィンテックやHRテックは割と注目されているが、不動産×テクノロジーをどれだけ開拓、改革できるか注目。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ トレンド
関連タグ Fintech VC イノベーション スタートアップ スペースマーケット ファンド フィンテック 不動産 大久保幸世 投資 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

混雑状況をリアルタイムに可視化する「バカン」が8億円調達
2023年2月21日、株式会社バカンは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バカンは、IoT・AIを活用してレストラン街・カフェ・トイレ・観光地・避難所・投票所など、あらゆる場所の空き…
オンライン型ファクタリングサービス「OLTAクラウドファクタリング」を提供する「OLTA」が25.3億円調達
2023年6月21日、OLTA株式会社は、総額約25億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OLTAは、オンライン完結型のファクタリングサービス「OLTA(オルタ)」や、「OLTA」…
「オリコン」がダンスのオンラインレッスンサービス「スポともダンス」などを提供する「だんきち」に出資
2022年7月29日、オリコン株式会社は、株式会社だんきちへの出資を決定したことを発表しました。 だんきちは、ダンスのオンラインレッスンサービス「スポともダンス」、スポーツ領域のオンラインレッスンアプ…
カカオ原料開発を手がける「フーズカカオ」と「東洋製罐グループホールディングス」が資本業務提携
2023年8月22日、東洋製罐グループホールディングス株式会社は、フーズカカオ株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 フーズカカオは、農園と協業してスペシャルティカカオ豆を生産し、農…
セキュリティ診断サービスやWebエンジニア向けセキュリティ学習プラットフォーム「KENRO」提供の「Flatt Security」が2億円調達
2021年10月18日、株式会社Flatt Securityは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 システムに情報漏洩やデータの改竄につながるような脆弱性がないかを調査する「セキュリ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集