AIで最安の宿泊施設を横断検索できる「atta」がローンチ

tips

株式会社attaは、「atta(あった)」の本リリースとなるiOSアプリを2019年7月4日にローンチしたことを発表しました。

Android版のローンチは、2019年7月17日が予定されています。

「atta」は、世界中218カ国・地域、約63万軒の宿泊施設を様々な宿泊予約サイトを横断し、一括で比較・検索できるサービスです。

iOSアプリのローンチに伴い、特定の宿泊施設・宿泊日の最安プランにおける宿泊施設価格の動向を解析し、今後より安くなる確率を提示し、宿泊料金が下がった時に通知する機能も追加されます。

<創業手帳の創業者・大久保幸世の視点>

飛行のチケットや人材採用では横断サイトはある(例えばじげんなど)。基本的には横断検索サイトだが、現時点での検索という切り口に、加えてサーチに一定の時間軸の幅をもたせており、その期間内での安値にすることで、安く変える可能性を広げているのが新しさのように思う。

フロント(横断検索側)、データ提供元ともに、大量のデータをやり取りするため、割とサーバー負荷をかけるタイプのサービスのように思うが、アラートで時間軸をずらせる分、検索負荷のタイミングを分散しやすいのではないだろうか。

じげん、エアトリなども成功例だが、マージだけする横断サイトとしていくか、直接事業者とつながる方向に行くのかだが、難易度から考えて当面前者の方に行くのではないだろうか。今後のサービスの成熟度合いに期待。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 ファウンダー

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ トレンド
関連タグ AI アプリ 人材採用 大久保幸世 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ソラメド」が資金調達 手術予定管理AI SaaS「オペプロ」を正式ローンチ
2025年10月23日、株式会社ソラメドは、資金調達を発表しました。 また、手術予定管理AI SaaS「オペプロ」の正式ローンチも発表しました。 「オペプロ」は、手術予定情報を統合し、現場で蓄積される…
自治体のDXを推進する「ガバナンステクノロジーズ」が5,500万円調達
2021年9月24日、株式会社ガバナンステクノロジーズは、総額5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 自治体の課題を解決するため、自治体とともに課題の抽出から、解決方法の提案、妥当性の…
「TERASS」が家の買い替えサービス「Home Trader」をリリース
2021年2月17日、株式会社TERASSは、「Home Trader(ホームトレーダー)」をリリースしたことを発表しました。 「Home Trader」は、家の買い替えサービスです。 新居の購入から…
インナーケア活動サポート分析サービスを手がける「PITTAN」が資金調達
2023年8月29日、株式会社PITTANは、資金調達を実施したことを発表しました。 PITTANは、分析化学の技術をベースに、 “理想の自分”の実現に不可欠なインナーケア活動サポート分析サービスを手…
非営利組織やNPO団体のための寄付決済・支援者管理サービス「congrant」を提供する「コングラント」が1.6億円調達
2022年11月7日、コングラント株式会社は、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コングラントは、非営利組織やNPO団体のための寄附決済・支援者管理サービス「congran…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集