「ソニー」と「大和証券グループ」が200億円規模のファンドを組成

tips

ソニー株式会社と、株式会社大和証券グループ本社の子会社である株式会社大和キャピタル・ホールディングスは、合弁会社Innovation Growth Ventures株式会社を設立したことを発表しました。

Innovation Growth Venturesは、今後大きな成長が期待できる産業分野のベンチャー企業を対象とした投資ファンド「Innovation Growth Fund I L.P.」を運営します。

最終的に150~200億円超のファンド規模を目指しています。

<創業手帳の創業者・大久保幸世の視点>
大企業が内部留保、BSでスタートアップの資金市場を育てている

ソニーが200億円のファンド。1兆円の史上最高益のソニーにとっては利益の運用とともに、新市場の芽を探す効果がある。
また大企業のコスト構造、スピード(そして労働環境)が合わないスタートアップ領域での可能性を出資で張りに行くとともに、情報を収集する、将来のM&A先を探すという効果がある。大手がCVC、ファンドを立ち上げている背景だ。
最高益のソニーが、ファンドを立ち上げるのは自然な流れと言えるが、課題は一見資金のように見えるものの、本質的には投資に値する(資金を入れることでグロースする)スタートアップは希少で、起業家、スタートアップの経営チームの、育成、発掘が重要な課題になっていくだろう。

カテゴリ トレンド
関連タグ スタートアップ ソニー ファンド 大久保幸世 大和証券 投資
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型売掛保証サービス「アラームボックス ギャランティ」 保証料無料で未入金リスクをゼロにするスタートアップ限定プランを提供開始
2022年6月22日、アラームボックス株式会社は、提供する「アラームボックス ギャランティ」において、スタートアップ限定プランの提供を新たに開始したことを発表しました。 「アラームボックス ギャランテ…
【最大8000万円助成】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」都内中小企業の技術・製品開発を支援【8/12締切】
令和7年度「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成事業です。 都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤と…
建設現場の施工管理業の効率化・自動化を実現する「zenshot」を提供する「Zen Intelligence」が15億円調達
2025年9月25日、Zen Intelligence株式会社は、総額15億円の資金調達を発表しました。 Zen Intelligenceは、建設AIプロダクト「zenshot」を開発・提供しています…
セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」
一般財団法人バイオインダストリー協会は、セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」の開催を発表しました。 スタートアップ等によるイノベーション創出をするためのSBIR(Sm…
起業家・スタートアップピッチイベント「ROCKET PITCH NIGHT AUTUMN 2021」が開催 募集締切10/17
2021年9月24日、一般社団法人ベンチャー・カフェ東京は、CIC Tokyoと共催で、「ROCKET PITCH NIGHT AUTUMN 2021」を開催することを発表しました。 「ROCKET …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集