個人から法人へ時間を販売できる「TimeTicket Pro」が正式リリース

tips

個人が時間を売買できるプラットフォーム・サービス「TimeTicket」を運営している株式会社グローバルウェイが、2019年6月26日、に事業を分社化し、株式会社タイムチケットとして「TimeTicket Pro」を2019年6月26日にリリースしたことを発表しました。

TimeTicketは副業ノウハウ、プロフィール写真撮影、恋愛相談、転職・キャリア相談など、約33,000種類の個人の時間がチケットとして販売されています。

「TimeTicket Pro」では、個人が法人に時間を販売することができる新サービスです。従来の業務委託や人材派遣とは異なり、取引手数料を完全開示。取引内容と取引評価を外部に公開することにより、個人の信用を可視化します。

<創業手帳・創業者 大久保幸世の視点>

人の流動化サービスが増えている
現在、人のシェア系のサービスでは、クラウドソーシング向けのクラウドワークス、ランサーズ、コンサル系のビザスク、ココナラなど様々なサービスがあります。固定化された人の力を部分的に流動化させるのが、これらのサービスの共通点ですが、それぞれ違いを打ち出しています。今後、日本は労働力不足、一方で社会が変化していく中で、スキルを部分的に売っていく動きも強くなっていくでしょう。

スピンオフ型のベンチャーの系譜
タイムチケット自体は、既存の企業から分社というパターンなので、一種の社内ベンチャー、社内起業と言えるでしょう。このパターンで大きくなったのは、キーエンスからイプロス(B2Bマッチング)、パソナからベネフィット・ワン(福利厚生)などがあります。

スピンオフで成長した会社の最たる例が、古河鉱業→古河電機→富士電機→富士通(通信)→ファナック(ロボット)のパターンでしょう。今後、起業だけでなく、スピンオフ・分社型の起業も日本の経済発展に寄与していくと予想されます。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ タイムチケット 副業 株式会社グローバルウェイ 業務委託
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「副業・兼業支援補助金」第2次公募
2023年7月7日、経済産業省は、「副業・兼業支援補助金」の第2次公募の受付を開始したことを発表しました。 労働移動の円滑化を進める観点から、副業に人材を送り出す企業、または副業の人材を受け入れる企業…
在宅ワーカーを活用した建築積算代行サービスを提供する「CORDER」が1億円調達
2022年9月7日、株式会社CORDERは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CORDERは、在宅ワーカーを活用した建築積算代行サービス「CORDER」を提供しています。 副業・フリ…
「ソレクティブ」がフリーランス/副業ワーカーに特化した請求書作成サービス「請Q by Sollective」を提供開始
2023年1月26日、株式会社ソレクティブは、「請Q by Sollective」を提供開始したことを発表しました。 「請Q by Sollective」は、フリーランス・副業ワーカーに特化した請求書…
「副業・兼業支援補助金」第3次公募 
2023年9月8日、「副業・兼業支援補助金」の第3次公募の受付が開始されました。 労働移動の円滑化を進める観点から、副業に人材を送り出す企業、または副業の人材を受け入れる企業を支援する補助金制度です。…
【2/15開催】ワークショップ「パラレルキャリアはじめの一歩~30%のチカラでも続けられるパラレルキャリア~」
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する学びの場、TIP*Sが主催する「パラレルキャリアはじめの一歩~30%のチカラでも続けられるパラレルキャリア~」が開催されます。 パラレルキャリアを実践している…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集