注目のスタートアップ

家事代行マッチングサービスを提供する「タスカジ」が資金調達

company

2025年10月9日、株式会社タスカジは、資金調達を発表しました。

引受先は、株式会社長谷工コーポレーションおよび、ハウス食品グループ本社株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」です。

タスカジは、家事代行マッチングプラットフォーム事業「タスカジ」や、法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」を展開しています。

「タスカジ」は、掃除・料理・整理収納など多様な家事について、依頼者とハウスキーパー(タスカジさん)が直接契約できるCtoCマッチングプラットフォームです。

「タスカジ研究所」は、「タスカジ」から得られる「家ナカ」ライフログデータや、ハウスキーパーが持つ家事知見などを蓄積・活用し、企業に向けに調査・商品開発支援・プロモーションなどのソリューションを提供する法人向け事業です。

今回調達した資金は、システム開発、マーケティング、人材採用、組織づくりに活用します。


共働き世帯の増加や高齢化の進展、多様化するライフスタイルにより、家事代行サービスのニーズが高まっています。

家事は日常生活にとって欠かせない要素ですが、時にはその負担がストレスになることがあります。とくに共働き世帯、単身世帯、高齢世帯ではそれが顕著です。こうした世帯では家事代行サービスを上手く活用することでその負担を軽減することができます。

このような背景から、家事代行サービスの市場が拡大しています。とくに近年は、フリーランスや小規模な家事代行も増えており、こうした個人事業主と家事代行の利用者をマッチングするプラットフォームも成長しています。

タスカジは家事代行マッチングサービス「タスカジ」の運営を行うと同時に、「タスカジ」事業で得られたデータを活用し、法人向けのソリューションも展開しています。

創業期はさまざまなリソースが不足しているため、戦略的にフリーランスなど外部の人材を活用することが成長の秘訣です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには資金調達も必要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CtoC プラットフォーム マッチング 代行 手配 株式会社 法人 生活 高齢者
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ソーシャルコラボレーションサービスを展開する「Castee」が4億円調達
2024年11月6日、株式会社Casteeは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Casteeは、ソーシャルコラボレーションサービス「Castee」や、成果報酬型の法人向けコラボ動画…
「愛知銀行」「愛知キャピタル」が消防点検の依頼・管理サービス「スマテンBASE」などを展開する「スマテン」に出資
2022年10月14日、株式会社愛知銀行と、投資専門子会社の愛知キャピタル株式会社は、「あいぎんベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合(金しゃち)」を通じて、株式会社スマテンに出資を実行したことを…
風洞実験装置の設計・開発・製造を手掛ける「日本風洞製作所」が6.2億円調達
2022年9月1日、株式会社日本風洞製作所は、総額約6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本風洞製作所は、コンパクト風洞試験システム「Aero Optim」など、各種風洞実験装…
再生可能エネルギーファンドを運営する「Zエナジー」がプロジェクトファイナンスによる資金調達を実施
2022年9月21日、Zエナジー株式会社は、同社を無限責任組合員とするカーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合を通じ、株式会社三菱UFJ銀行より、プロジェクトファイナンス契約に基づく借入を…
人と自然に優しい循環葬「RETURN TO NATURE」を監修する「at FOREST」が資金調達
2024年5月1日、at FOREST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 at FORESTは、人と自然にやさしい循環葬「RETURN TO NATURE」を監修しています。 「森と生…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集