注目のスタートアップ

自動でピントを調節するオートフォーカスアイウェアを手がける「ViXion」が資金調達

company

2025年5月30日、ViXion株式会社は、資金調達を発表しました。

引受先は、合同会社Spotlightです。

ViXionは、オートフォーカスアイウェア「ViXion01」シリーズや暗所視支援眼鏡「MW10 HiKARI」など、視覚領域における身体拡張デバイス事業を推進しています。

「ViXion01」シリーズは、自動でピントを調節する技術を搭載しています。眼の酷使や加齢に伴う視覚の課題解決を支援することを目的としたデバイスです。

Spotlightとのマーケティング領域における協業を通じ、「ViXion01」シリーズのさらなる市場浸透を図ります。


文部科学省が公表した「令和5年度 学校保健統計調査」によると、裸眼視力が1.0未満の児童・生徒の割合は、小学生で3割を超え、中学生では約6割、高校生では7割近くに達しています。また、この割合は年々増加しており、若年層の視力低下が進行していることが明らかになっています。

この背景には、スマートフォンやタブレットといったデジタル端末の普及があると考えられており、若年層に限らず、成人においても視力の低下が進んでいる可能性が高いといえます。

さらに、加齢に伴う老眼などの視機能の変化も加わり、今後デジタル化と高齢化が同時に進む社会においては、視力に関する課題はより深刻なものになると予想されます。

こうしたなかで、ViXionは自動でピント調整ができるアイウェアなどを開発・提供し、テクノロジーを通じて視力に関する課題の解決を目指しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ViXion ViXion01シリーズ オートフォーカスアイウェア デバイス パイロット ピント メーカー メガネ 株式会社 眼鏡 視力 視覚 調節 資金調達 身体 高齢化
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ビジネス界におけるプロ契約サービス「CARRY ME」運営の「Piece to Peace」が資金調達
2020年3月16日、株式会社Piece to Peaceは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サッカー選手である本田圭佑氏が創業したHONDA ESTILO株式会社です。 Piece…
アジア最大級のオプショナルツアー予約サイト「KKday」を運営する「KKdayグループ」が9,500万ドル調達
2022年7月14日、株式会社KKDAY JAPANは、KKdayグループ(本社:台湾・台北市)が、9,500万米ドル(約130億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 KKdayは、アジア最大…
バーチャル・スペース提供の「oVice」が1億円調達
2020年12月21日、oVice株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、12月12日に株式会社NIMARU TECHNOLOGYから、oVice株式会社に社名を変更して…
便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療の研究開発を行う「イノバセル」が27億円調達
2022年7月21日、イノバセル株式会社は、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イノバセルは、切迫性・漏出性便失禁と、腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発を展開しています…
モバイル・アプリ・プラットフォーム「EAP」展開の「ランチェスター」が1億円調達
2019年10月3日、株式会社ランチェスターは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 モバイル・アプリ・プラットフォーム「EAP」を提供しています。 モバイル・アプリ、クラウド、ビッグ・デー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集