注目のスタートアップ

ホテル・旅館ブランドを運営する「Tabist」が6億円調達

company

2025年5月16日、Tabist株式会社は、総額6億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は32.4億円となります。

Tabistは、ホテル・旅館ブランド「Tabist」の開発・運営・管理を行っています。

日本の宿泊施設に特化した、宿泊予約管理システムやダイナミックプライシングの提供を通じ、観光業界全体のDXを推進しています。

今回調達した資金は、AI・DX商材の開発強化、ブランド・マーケティング強化、フラッグシップ展開の加速に活用します。


日本の観光業は、インバウンド需要の高まりを受けて急速に発展しています。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年の訪日外国人旅行者数は3687万人と推計されており、過去最多だった2019年の3188万人を約500万人上回る結果となりました。

そして、観光業の成長にともない、宿泊業界も活況を呈しており、今後もさらなる市場拡大が見込まれています。

一方、宿泊業界は、人手不足、人材の高齢化、外国人観光客への対応力不足、価格競争、デジタル化の遅れなど複数の課題に直面しています。

このような背景のもと、Tabistは、日本の宿泊施設に特化した宿泊管理システムやダイナミックプライシング機能を提供し、宿泊業界・観光業界のDXを推進しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX OYO Japan Tabist ダイナミックプライシング デジタル デジタル化 ブランド マーケティング メディア 地域 宿泊 宿泊施設 日本 株式会社 産業 管理システム 観光 資金調達 集客 集客支援
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

インフルエンサーマッチングサービスと余剰在庫販売サイトを運営する「KOLテクノロジーズ」が2億円調達
2022年8月4日、株式会社KOLテクノロジーズは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 KOLテクノロジーズは、インフルエンサーマッチングサービス「Beee(ビー)」と、余剰在庫を販…
法⼈向けコンプライアンスデータベース提供の「KYCコンサルティング」が資金調達
2022年4月26日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 コンプライアンスチェックツール「Risk Analyze(リスクアナライズ)」と、⾼機能リスク情報検索シ…
ロボットの高度自律型遠隔制御システム(HATS)開発の「キビテク」が6,840万円調達
2020年9月18日、株式会社キビテクは、総額6,840万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ロボットの高度自律型遠隔制御システム(HATS)の開発と、ロボット用制御ソフトウェアの受託開発を行…
組織内スキル可視化・人材育成SaaS「Matter」を提供する「Matilda Books」が資金調達
2025年9月25日、株式会社Matilda Booksは、資金調達を発表しました。 Matilda Booksは、組織内のスキル可視化と育成を実現するSaaS「Matter」を展開しています。 対話…
ハイブリッドロケットエンジンや宇宙用コンポーネントの大量生産を目指す「MJOLNIR SPACEWORKS」が3.1億円調達
2025年1月10日、株式会社MJOLNIR SPACEWORKSは、総額約3億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MJOLNIR SPACEWORKSは、ハイブリッドロケットエンジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集