注目のスタートアップ

医療従事者・医療系学生向けコミュニケーションクラウド「Medteria」を提供する「メドテリア」が1億円調達

company

2025年1月23日、メドテリア株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

メドテリアは、病理AIを開発するメドメイン株式会社からカーブアウトして2024年8月1日に設立されたスタートアップです。

医療従事者・医療系学生向けコミュニケーションクラウド「Medteria」を提供しています。

組織内でナレッジを蓄積・共有し、ディスカッションを効率的に実施できるワークスペースの提供を通じ、医療従事者・医療系学生の知識・技術向上を支援しています。

国内だけでなく一部の海外地域でも利用されています。今後さらなるグローバル展開を進める予定です。

今回の資金は、「Medteria」のソフトウェア・AI技術・関連機能の開発、運営体制の充実、営業体制の強化に充当する予定です。


ナレッジとは、個人や組織にとって有益な知識、経験、ノウハウなどを指します。これを共有することは、組織の成長や競争力の強化に欠かせない重要な要素です。

ナレッジが適切に共有されていない場合、さまざまな問題が発生する可能性があります。たとえば、ノウハウを持つ人材が退職するとその知識が失われる、過去に行った業務を再び調査する手間が生じる、あるいは改善策を見失うなどのリスクがあります。これらの問題は直ちに表面化しないこともありますが、長期的には組織の成長を妨げ、競争力を低下させる大きな要因となり得ます。

効果的なナレッジ共有を実現するには、適切なツールやプロセスを導入し、組織全体で共有するという文化を醸成することが重要です。これにより、個人の持つ知識を組織全体の資産として活用できるようになり、業務の効率化やイノベーション創出につながります。

メドテリアが提供する「Medteria」は、学内、院内、抄読会、学会などのナレッジマネジメントを効率化するコミュニケーションクラウドです。ナレッジの共有・管理を実現し、質問・ディスカッションを実施できるワークスペースを提供することで、コミュニティ内の知識・技術レベル向上に貢献しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Medteria クラウド コミュニケーション スタートアップ ディスカッション ナレッジ ナレッジマネジメント ノウハウ メドテリア メドメイン ワークスペース 共有 医療 医療従事者 向上 学生 技術 支援 株式会社 知識 管理 組織 蓄積 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「トクイテン」が資金調達 さまざまな農作業を自動化する農業ロボット「ティターン」を発表
2022年12月14日、株式会社トクイテンは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、農業ロボット「ティターン」も併せて発表しています。 「ティターン」は、AIや遠隔制御によってさまざまな農作業…
AI学習プラットフォーム運営の「アイデミー」が「KDDI」と地域のDX人材育成において業務提携
2021年11月29日、株式会社アイデミーは、KDDI株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 アイデミーは、AIを中心としたDX人材を育成するeラーニングプラットフォーム「Aidemy…
電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービス「LUUP」を展開する「Luup」が45億円調達
2023年4月25日、株式会社Luupは、約38億円の第三者割当増資および約7億円の銀行借入・リースを合わせ、計約45億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Luupは、電動キックボードや小型電…
新卒採用支援事業や島おこしインターンシップ「島キャン」を展開する「カケハシスカイソリューションズ」が資金調達
2022年7月1日、株式会社カケハシスカイソリューションズは、株式会社マイナビから、資金の追加調達を実施したことを発表しました。 カケハシスカイソリューションズは、新卒採用支援事業、中途採用支援事業、…
株式会社tacoms 宮本晴太|デリバリー注文一元管理サービスの事業展開が注目の企業
デリバリー注文一元管理サービスの事業展開で注目なのが、宮本晴太さんが2019年に創業した株式会社tacomsです。 日本の外食市場(レストラン市場)は、1997年の約29兆円をピークに減少傾向をたどり…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集