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2024年10月15日「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」2次公募

農林水産省は、令和6年度「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」の2次公募について発表しました。
多様な消費者・実需者ニーズに適応するため、米の生産から消費に至るまでの情報を連携するスマート・オコメ・チェーンを活用した米の付加価値向上・流通合理化に資する取組及び米の付加価値を高める情報に関する調査・検証等に要する経費を支援します。
対象事業
スマート・オコメ・チェーンを活用した米の付加価値向上・流通合理化に資する米の流通・販売に関する実態調査等を実施する。
公募期間
2024年10月10日(木)~2024年10月24日(木)17:00
コメは日本の食文化において主食として欠かせない存在ですが、近年、主食用米の需要は減少傾向にあります。人口減少などの影響により、今後も需要の減少が予測されています。
こうした背景の中で注目されているのが、コメの高付加価値化を図る「スマート・オコメ・チェーン」です。これは、生産から販売までのデータを連携し、生産の効率化や販売における付加価値の向上、流通の最適化を目指す新しいフードチェーン(食品供給の仕組み)です。これにより、品質の向上や消費者ニーズへの対応が期待されています。
農林水産省もこの取り組みを支援しており、「スマート・オコメ・チェーン」の実現に向け、民間企業主導でのJAS規格の制定を推進するほか、コンソーシアムの設置や補助金制度などの支援を行っています。これにより、コメの生産から流通、販売に至るまでの一連のプロセスを高度化し、日本のコメ産業のさらなる発展を目指しています。
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