創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月24日「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」
「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」のご案内です。
農業法人等が就農希望者を雇用して農業就業又は独立就農に必要な実践研修を実施する場合に資金を交付する「雇用就農者育成・独立支援タイプ」と、農業法人等が、新たな農業法人を設立して独立就農することを目指す者を雇用して実践研修を実施する場合に資金を交付する「新法人設立支援タイプ」の募集を行います。
雇用就農者育成・独立支援タイプ
農業法人等が法人等雇用就農者を雇用し、当該農業法人等での農業就業または独立就農に必要な技術・経営ノウハウ等を習得させるための研修を実施する場合に資金を交付します。
対象の法人等雇用就農者は、原則として2023年6月1日~2024年2月1日の間に正社員として50歳未満で採用され、支援開始日時点で正社員としての就業期間が4か月以上12か月未満を経過している者です。
「助成額」
法人等雇用就農者1人あたり1か月につき5万円(年間60万円)
新法人設立支援タイプ
農業法人等が、新たな農業法人を設立して独立就農することを目指す法人等雇用就農者を一定期間雇用し、独立就農に必要な技術・経営ノウハウ等を習得させるための研修を実施する場合に資金を交付します。
対象の法人等雇用就農者は、原則として2023年6月1日~2024年2月1日の間に正社員として50歳未満で採用され、支援開始日時点で正社員としての就業期間が4か月以上12か月未満を経過している者です。
「助成額」
法人等雇用就農者1人あたり
1か月につき10万円(年間最大120万円)
3年~4年目は1か月につき5万円(年間最大60万円)
募集スケジュール
第1回:終了
第2回:2024年7月3日(水)~8月7日(水)
第3回:10月~11月ごと(予定)
日本の農業は、人口減少や後継者不足による労働力の不足、高齢化による生産性の低下、気候変動への対応、デジタル化など、多くの課題に直面しています。
とくに人手不足は業界の縮小を招く深刻な問題のひとつです。
農林水産省の発表によると、基幹的農業従事者の数は減少傾向にあります。2005年には約224万人いた基幹的農業従事者は、2020年には約136万人まで減少しました。
そのため、安定的に食料を供給するため、新規就農者の確保やその後の経営安定化に向けた取り組みが求められています。
こうした背景のもと、「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用し、育成する農業法人を支援するための資金を助成しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 人材 全国農業会議所 助成金 就農 新規就農者 正社員 独立 育成 補助金 農業 雇用就農者 雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ) |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」のご案内です。 全国農業会議所は、農業法人等が職員等を、次世代の経営者として育成するため、国内外の先進的な農業法人や異業種の法人に派遣して行う現場実践研修(O…
2023年9月25日、株式会社Lincは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Lincは、中国人向け進学Eラーニングサービス「LincStudy」、優秀層のインバウンド・タレントに特化…
2023年10月12日、「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):5次締切」「セキュリティ対策推進枠:5次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):7次締切」の補助事業者を…
「IT導入補助金2024」における「通常枠:6次締切」「セキュリティ対策推進枠:6次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):11次締切」「複数社連携IT導入枠:3次締切分」補助事業者採択 採択結果…
「環境評価型私募債」のご案内です。 東京都が実施する補助金事業です。脱炭素に取り組む中小企業等が私募債を発行する際に必要となる費用の一部を都が補助します。 補助対象事業者 脱炭素化に取り組む都内中小企…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…