コーチングは副業から起業できる!始め方の手順とメリットを徹底解説
副業コーチングから起業を目指そう

クライアントの目標達成までの道のりをサポートする役割を持つのがコーチングの仕事です。
サービスの種類も幅広く、ビジネスに関することだけではなくライフコーチングや芸術、スポーツなど、様々です。
注目を集めるコーチングの仕事ですが、近年では副業から起業を目指す人も増えています。着実に実績を積めるため、成功しやすいやり方です。
しかし、副業を始めるにしても、収入や必要なスキルなど、わからないことも多いかもしれません。
本記事では、コーチングがどんな仕事なのか解説すると共に、収入や単価の目安、必要なスキルや副業を始める手順などを紹介していきます。
成功するためのポイントも紹介していくので、コーチングビジネスで活躍をしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
そもそもコーチングとはどんなビジネス?

前述したように、コーチングはクライアントが持つ目標達成をサポートするために指導を行うことです。
対話を重ねてクライアントが目標達成に必要となる思考や行動に気付けるよう、導くことが主な役割です。
そのためにも、コーチはクライアントとの対話を重ねる必要があります。
クライアントはコーチングを受けることで目標達成への道のりをスムーズに進むことができます。
コンサルティングやカウンセリングとの違い
コーチングと似たような支援手法として「コンサルティング」が挙げられます。
コンサルティングは、クライアントが専門的な知識や経験がないために解決できない課題や問題に対し、専門性を活かして解決策を提供する手法です。
分析を行って、適切な戦略や行動計画を提案し、サポートをしていきます。
例えば、新しい市場への参入を目指す企業に対し、競合分析や効率的なプロセスの提案をし、専門的な視点から具体的にアドバイスをするのがコンサルティングの役割です。
コーチングとの最大の違いとしては、「答えの出し方」です。
コンサルティングでは、専門家が解決策を提示しますが、コーチングでは対話を通じてクライアントの内側から答えを引き出すサポートをします。
選択はクライアントに委ねられているため、その点が異なる部分です。
また、「カウンセリング」とコーチングと混同してしまう人がいます。カウンセリングとは、過去や現在の心理的な悩みや問題解決を支援する手法を指します。
精神的に落ち込んだ状態からの脱却を目指し、本来の状態へと回復を図るのです。
異なる点の1つに目的も挙げられます。
カウンセリングはクライアントの問題解決や落ち込んだ状態からの回復が目的ですが、コーチングは目標達成や理想とする状態への変容が主な目的です。
副業コーチングの収入・単価の目安

副業でコーチングを始めたいと考えている人の中には収入について知りたいと考える人もいるでしょう。
ここでは、副業コーチングの収入の目安や起業後に目指せる収入ラインを紹介していきます。
副業コーチングの相場・単価
コーチングの収入は月のセッション数によって大きく変わります。また、1セッションにおける単価もクライアントの種類によって変動があります。
セッション単価の平均としては、1回あたり5,000円~3万円が相場です。
ビジネスに関するキャリアコーチングでは、1回あたりの相場が1万円~3万円となりますが、マネージャー向けや経営者向けにサービスを提供する場合は、1回あたり25,000円~が相場です。
業績の向上といった直接的な効果が期待できるため、費用も高額になる傾向にあります。
コーチングを副業としてスタートした際の収入相場は、月に5万円~20万円が一般的です。しかし、副業となれば週末や平日の夜など、限られた時間でしか活動できません。
そのため、クライアント数も限定的になり、月に担当できるクライアント数も限られています。
収入アップを目指すには、実績を積み重ねることで単価をアップさせるほか、効率的な手法を取り入れることが有効です。
起業後に目指せる収入ライン
副業で着実に実績を伸ばしていけば、徐々に本業に移行することも可能です。
副業から起業する人は多く、リピーターが増えれば安定的な収入を確保できます。紹介による集客も見込めるでしょう。
事業が軌道にのれば、年収500万円~1,000万円以上を目指すこともできます。
もちろん業界経験が長いことで信頼を得ることができますが、特化した専門性を持つことでエキスパートとして認知されるケースもあります。
起業家向け、経営者向け、スポーツマン向けなど、ターゲットを絞ってコーチングを提供することで、高単価設定も目指せるはずです。
コーチングで副業・起業するために資格は必要?

コーチングで副業や起業を目指す場合、資格の取得は必須ではありません。
確かに、国際資格となる「ICF認定資格」や国内の民間資格「コーチング心理士」や「認定コーチングスキルアドバイザー」などがあり、取得したほうが良いのかと悩む人は多いです。
しかし、無資格でも副業や起業でクライアントをサポートできます。
ただし、知識ゼロの状態では的確なサポートはできないため、コーチングとして活躍するためにも、知識やスキルの習得は必要です。
副業で起業するためにも必要なコーチングのスキル

資格を持っていなくても副業や起業は可能ですが、知識やスキルの習得は必要です。ここでは、コーチングで活躍するために必要なスキルを紹介していきます。
傾聴力
コーチングが必要な基本のスキルとして「傾聴力」が挙げられます。相手の話を聞くことができれば、クライアントの本音を引き出すことが可能です。
例えば「転職したい」と考えるクライアントが実際に求める声として「自由に働きたい」「評価されたい」といった欲求があります。
この本音を引き出すことができれば、価値のあるサービスを提供することにつながります。信頼関係を築くための土台となる重要なスキルです。
承認力
クライアントの意見や感情を認めて尊重するスキルが承認力です。
単に相手を褒めるだけではなく、相手の変化や努力に築いて言葉にすることで、信頼関係を構築でき、モチベーションの向上に直結します。
例えば、「営業の電話で実際に会う約束をとれた」といった行動だけでも承認されることで、「もっと頑張ろう」「もっとやってみよう」といった前向きな気持ちになるため、自己成長のスピードが加速します。
自分の行動を認めてくれる相手とは安心して対話ができるため、信頼関係を築くためにも欠かせないスキルです。
質問力
コーチングでは、質問の仕方によって成果が大きく変わります。例えば、「なぜできなかったのか?」という質問では、反省や言い訳を引き出すことができます。
しかし、「どうすればできると思いますか?」と質問の仕方を変えるだけで、解決策を考える思考へと変化させることが可能です。
クライアントの行動アイデアを引き出すためにも、気付きを与えられる質問をする必要があります。
「自分では気付けない答えを見つけてくれた」とクライアントに感じてもらえるよう、質問力を鍛えていくことが大切です。
原理原則への理解
安心できる現状があれば変化を恐れる人は多いかもしれません。
人間の脳はイメージの強いほうへと引っ張られる性質を持つため、心理的な原則を理解していれば、行動を起こせないクライアントにも適切なサポートができるようになります。
例えば、「今の状態を続けた時の未来」と「行動を起こした時の未来」を比較させることで、クライアントの行動意欲を高めることが可能です。
科学的知識を活用することで、短期間のセッションでもクライアントの変化を導き出せるため、認知科学や心理学の知識もコーチングとしての大きな武器になります。
コーチングビジネスでの起業を副業から始めるメリット

ここからは、コーチングで副業から起業するメリットを紹介していきます。なぜ副業からスタートすべきなのか、その理由を知るためにも参考にしてください。
金銭的なリスクを抑えた起業を目指せる
副業から始めれば本業での収入もあるため、安定した収入はそのままで起業を目指せます。
起業をするために仕事を辞めてしまえば、生活費を稼ぐ必要があるため焦りが生まれてしまいます。
焦ってしまえば起業を目指す道のりで失敗や後悔を招く可能性もあり、不安も多くなるはずです。
しかし、副業から始めれば金銭的なリスクが抑えられるため、精神的な不安も少なくなります。
また、今はスマホ1台のみで副業が始められる時代なので起業のハードルは下がっています。初期費用を抑えてスモールスタートできるのは副業ならではのメリットです。
人脈を形成できる
副業は比較的簡単に始められますが、長く継続して利益を出し続けるのは難しいです。
単発の仕事で終わるのか、継続案件や紹介につながるのかは、人とのつながりの有無によって大きく変わります。
そのため、副業をスタートさせたら人脈作りに注力することが大切です。
交流会やビジネスイベント、勉強会など、人脈形成を積極的に行うことで紹介や案件の継続につながりやすくなります。
同じ目的を持った人とつながることができれば、情報交換や相談もしやすいです。
その結果、起業をしてもこれまでに培った人脈があるため、安定的な収益を保ちながら事業を成長させられます。
起業に必要な資金を貯めながら副業に従事できる
副業であれば、本業による収入があるため資金に余裕が生まれます。コーチングは比較的抑えた費用で起業できますが、法人化する場合は設立登記といった費用が必要です。
事務所を借りるための費用や設備費などを捻出するためにも、起業に向けた資金を貯めながら副業に従事していきましょう。
起業のためにもコーチングで副業を始める手順

副業でコーチングをスタートするための手順を紹介していきます。
1.モデリングで目指す方向性を見出す
まずは、副業でコーチングをして成功している人を探して参考にすることから始めていきます。
SNSやブログ、YouTubeなどをチェックするとコーチングで活躍している人を見つけることができます。
目指すべき方向性を見出すためにも、スキルの習得の仕方やサービス内容などをよく観察してみましょう。
気になるコーチがいれば、直接サービスを受けてみるのもおすすめです。「どんなセッションが行われているのか」「クライアントへの寄り添い方」などを学べます。
2.コーチングのスキルを学ぶ
コーチングを始めるためにも、前述した傾聴力や質問力といったスキルの習得が欠かせません。
-
- 書籍で学ぶ
- ネットで情報収集をする
- スクールに通う
- セミナーに参加する
- コーチングを教えている個人から直接学ぶ など
スクールや個人から学ぶ際には、講師の質や経験、活躍している生徒などを判断材料にして選んでみてください。
3.ジャンルを選定する
コーチングといってもジャンルは様々です。具体的には、以下のようなジャンルが挙げられます。
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- ビジネス
- スポーツ
- 語学
- 芸術
- 子育て
- 恋愛
- メンタル
- 健康 など
基本的には、自分が得意とするジャンルを選ぶことが大切です。関心を持てる分野や経験を活かせる分野を選択すると、知識の習得もしやすいでしょう。
4.セッションを設計する
次にセッションの設計へと移ります。流れが曖昧だと満足感を得られないため、リピートにつながりにくいです。
-
- 無料相談
- 初回セッションのヒアリング内容
- 目標設定の方法
- セッションの進め方
- コースの形式
具体的には、上記を考慮してセッションを設計していきます。働き方に合ったスタイルを構築することで、本業にも支障を与えずに副業をスタートできるでしょう。
5.集客方法を検討する
コーチングのスキルがあっても、顧客から選んでもらえなければ意味がありません。集客方法としては以下が考えられます。
-
- チラシや雑誌への掲載といったオフライン集客
- SNSを活用しての集客
- ブログでSEOを行う
- メルマガで集客
割引キャンペーンや無料体験セッションなど、魅力を発信することでクライアントを獲得するきっかけ作りが可能です。
セミナーや交流会へ参加し、人脈を広げることで集客につながるケースもあります。SNSやブログを活用する場合には、継続的な発信で集客を目指してみてください。
コーチングで成功するためのポイント

コーチングで成功するためのポイントは以下の通りです。それぞれを具体的に解説していきます。
準備段階でのペルソナの明確化
まずは、どんなクライアントをサポートしたいのか明確化させる必要があります。
この理想のクライアント像がペルソナです。
ペルソナを明確化させることで、コーチングの内容やアプローチの方法などが考えやすくなり、クライアントの満足度向上へとつながります。
-
- 家族構成
- 人間関係
- 持っている目標
- 抱えている悩み
- 職業
- ライフスタイル など
マーケティングの理解
サービスが自然と売れ続けていく仕組み作りがマーケティングです。
自分を必要としている人に認知してもらい、サービスを必要だと感じてもらう戦略を練る必要があります。
基本は、ターゲットに価値を感じてもらうことなので、ブログやSNS、公式LINEなどを通じて、提供しているサポートを明確に伝えていきましょう。
日々の発信だけではなく、ユーザーとコミュニケーションを取ることで接点が増えていくため信頼構築へとつながります。
また、SEO対策を行い、検索エンジンからのアクセス数を増やす施策を検討することも大切です。
差別化できるポイントの明確化
コーチングで成功するためにも、差別化できるポイントを明確にする必要があります。「この人に依頼をしたい」と感じてもらえるような存在になるためにも、強みや経験などを軸に自分をブランド化していきます。
単に「コーチングをする」ことを説明するよりも、「なぜコーチングの仕事を始めたのか」「何を大切にして仕事に打ち込んでいるのか」など、自分のストーリーをブログやSNSで発信することで親近感を与えられるでしょう。
学び続ける姿勢
どの分野にも共通することですが、コーチングの世界は進化し続けています。古いままの知識やスキルではクライアントは満足できません。
自己研鑽を怠らないことが大切なので、書籍や論文などを読むほか、研修やセミナーなどには積極的に参加し、最新の情報をキャッチすることを心がけてください。
他のコーチとの交流で視野を広げることも大切です。
継続的な改善
スキルだけではなく、集客方法などの改善も意識してください。クライアントからのフィードバックを参考に、より良いサービスの提供につなげていきます。
そのためにも、クライアントにはアンケートやインタビューを実施してみてください。満足度を測定することで、サービスの改善に役立ちます。
また、セッションを録音して話し方や話の聞き方、質問の仕方などを客観的に分析することも検討してみてください。
問題を見つけ出して改善することで、クライアントからの満足度上昇に役立ちます。
まとめ・副業でコーチングをスタートし、起業を成功させよう
コーチングを副業から始めることでリスクを抑えた起業を目指せます。
副業をスタートさせて成功に導くためにも、傾聴力や承認力といったスキルを習得し、成長できるように学び続ける姿勢を持ち続けることが大切です。
今回紹介した内容を参考に、コーチングをスタートしてみてください。
創業手帳(冊子版)では、副業や起業に関する情報をまとめています。自分だけではなく、事業を成長させる際に役立つ内容となっているため、ぜひ参考にしてみてください。
(編集:創業手帳編集部)
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