「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」補助金

subsidy

農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。

ロボット技術により自動走行する農業機械(ロボット農機)の遠隔監視下における自動走行の現場実装に向けた安全性の検証及び安全性確保策の検討等の取り組みを支援するものです。

遠隔監視によるロボット農機の⾃動⾛⾏システムの実⽤化・現場実装に向けた以下の2つの取り組みを支援します。
・遠隔監視による⾃動⾛⾏(ほ場間移動を含む)を安全に⾏うために必要な技術等の検証
・上記の検証結果等に基づいて実施する、遠隔監視で⽤いるロボット農機の現場実装に際して必要な安全性確保策の検討等の取り組み

公募期間

2024年2月7日(水)~2024年3月8日(金)


日本の農業は、少子化による人手不足、高齢化による生産性低下、後継者不足、過酷な環境、気候変動、食料自給率の向上など、さまざまな課題を抱えています。

こうした多様な課題を解決するものとしてスマート農業が推進されています。

スマート農業は、AI・IoT・ロボットなどの先端テクノロジーや、SaaSなどのデジタルツールを活用し、農業の効率化や付加価値向上を実現する施策のことです。

すでに、ドローンを用いた農薬散布、衛星画像を用いた農地の状態把握、水田の水位自動調整などさまざまな技術が実用化され現場で利用されています。

さらに多くの農家の作業を支援するものとして、施肥・播種・除草・収穫などを自動化する自律走行ロボットに大きな期待が寄せられています。

すでに北海道などの大規模農場では、ロボットトラクターなどの導入が進められています。

一方、こうした自律走行ロボットを全国の農家に導入するには、狭い範囲でも安全に稼働するロボットが求められます。

人間とロボットの事故などはもってのほかであり、ロボットとロボットの事故も損害となるため避けなければなりません。

この補助金は、自動走行する農業機械の安全性の検証や、安全性確保策を検討する取り組みを支援するものです。

創業手帳では、農業での起業を解説した冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド(無料)」を配布中です。ブルーベリーファームおかざきでのブルーベリー農園立ち上げの実体験、事業計画の作り方、経営手法などを詳しく解説しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スマート農業 みどりの食料システム ロボット 令和6年度 公募 助成金 安全 技術 支援 検証 現場 監視 補助金 農林水産業 農林水産省 農業機械 食料
詳細はこちら

令和6年度みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討に係る公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」1次公募採択者発表
経済産業省は、「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」の1次公募の採択者を発表しました。 1次公募の有効申請件数は736件で、プレゼンテーション(2…
【東京都】令和6年度「中小企業デジタルツール導入促進支援事業」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度「中小企業デジタルツール導入促進支援事業」の公募について発表しました。 都内中⼩企業等に対し、デジタルツールの新たな導⼊に係る経費の⼀部を助成することに…
シニアの生活の困りごとを解決するサービス「まごころサポート」を展開する「MIKAWAYA21」が資金調達
2022年6月30日、MIKAWAYA21株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サントリーウエルネス株式会社と、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社です。 MIKAWAY…
特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品プラットフォームを手がける「デイブレイク」が20億円調達
2023年7月19日、デイブレイク株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デイブレイクは、特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と、高品質冷凍商品のプラットフォームの運営を行っ…
「中小企業等外国出願支援事業」 外国出願費用を助成
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、「中小企業等外国出願支援事業」の応募受付を開始したことを発表しました。 「中小企業等外国出願支援事業」は、中小企業の諸外国での戦略的な産業財産権の取得に向けた外国出願を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集