創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年2月21日令和6年度 「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」第4回公募
国立研究開発法人日本医療研究開発機構は、令和6年度 「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」の第4回公募について発表しました。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」において、非臨床試験、第1相臨床試験、第2相臨床試験もしくは探索的臨床試験の開発段階にある、医薬品等の開発のための革新的な技術開発を行う創薬ベンチャーを公募します。
認定VCが補助対象経費の1/3以上を出資する創薬ベンチャーが行う医薬品の実用化開発にAMEDが補助金を交付します。
公募補助事業課題
1. 感染症のワクチン・治療薬の開発のための革新的な技術開発
2. 感染症以外の疾患に対する医薬品等の開発のための革新的な技術開発
補助対象経費の規模(間接経費及び認定VC出資分含む)
1課題当たり総額100億円まで(上限を超える提案も可能)
※AMEDは補助対象経費の2/3を上限に補助金を交付
公募期間
2024年2月16日(金)~2024年4月4日(木)12:00
近年、多様な創薬基盤技術を用いた研究開発により、抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療など、新規モダリティによる医薬品の実用化が増加しています。
そのため、これまで治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズ(アンメットメディカルニーズ)も高まっており、さまざまな企業が新薬を生み出すための研究開発を行っています。
とくに近年の創薬において重要な役割を果たしているのが創薬ベンチャーです。
最近の出来事で言えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンであるmRNAワクチンの開発に成功したのも海外の創薬ベンチャーです。
日本も新薬を生み出すことができる国のひとつですが、やはり米国に水をあけられているという事実があります。
今後、AI創薬などの基盤技術が発展・普及し、創薬が加速していくと見込まれる時代において、新薬創出国として競争力を確保することが重要となっています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | AMED エコシステム ベンチャー ワクチン 令和6年度 創薬 医薬品 国立研究開発法人 感染症 技術開発 日本医療研究開発機構 治療薬 臨床試験 補助事業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)農山漁村発イノベーション推進事業(農山漁村発イノベーション創出支援型)のうち農山漁村発イノベーションサポート事業「農山漁村発イ…
2021年7月12日、シンクランド株式会社は、総額約4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 光学設計・実装技術と高速電気信号処理技術をコア技術と、中空型マイクロニードルを開発してい…
令和6年度「業務改善助成金」のご案内です。 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度…
2022年10月20日、株式会社NPTは、日本ゼオン株式会社と、資本業務提携について基本合意したことを発表しました。 NPTは、個別化医療の実現のため、独自の再生医療技術を活かした細胞製剤や遺伝子治療…
2022年4月5日、株式会社MediFrameは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MediFrameは、医薬品情報プラットフォーム「MediFrame」を開発しています。 …
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…