令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業費補助金等のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産データ管理・活用基盤強化事業のうちオープンAPI等を活用したサービス事業体の育成・機能強化事業」補助金

subsidy

農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業費補助金等のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産データ管理・活用基盤強化事業のうちオープンAPI等を活用したサービス事業体の育成・機能強化事業」の公募について発表しました。

農林水産データ管理・活用基盤強化事業のうち農業データ連携・共有のための環境整備等で整備したオープンAPIを活用し、データ連携による新たなサービスの開発・実証を通じてデータ活用の有効性を示すとともに、これらによりサービス事業体の育成・機能強化を図ることを目的としています。

サービス事業体が活用する営農管理システムの開発・改良を行う次の取り組みを支援します。
・事業検討委員会の設置・開催
・サービス事業体の育成・機能強化のためのオープンAPIを活用したシステム開発・改良
・実証・検証
・取組成果の普及活動等
・成果の報告

公募期間

2024年2月9日(金)~2024年3月1日(金)


日本の農業は、少子化による労働力不足、高齢化に伴う生産性低下、後継者不足、過酷な環境、気候変動、そして食料自給率の向上といった複数の課題に直面しています。

これらの課題に対処するため、農業界ではテクノロジーの活用が進んでいます。ロボット、IoT、AIなどのテクノロジーを駆使し、従来の農業課題に対処する新たなアプローチが「スマート農業」として注目を浴びています。

スマート農業は、うまく導入すれば多くの課題を解決できる可能性があります。しかし、多くの農業経営者はテクノロジーに関する知識が不足しており、スマート農業の推進方法について不安を抱えています。

こうした背景のもと、農業経営者に対し、スマート農業の導入をサポートしたり、テクノロジーを活用して農業における作業の一部を委託したりする事業を展開しているのが農業支援サービス事業者です。

そして、デジタル化が進んでいる農業において今後重要となってくるのがデータ活用です。

デジタル化は単に業務効率化・自動化などにも役立ちますが、データが蓄積されていくという点にも注目する必要があります。

データはこれまで勘や経験によって行ってきたものを裏付けたり、判断をサポートしたり、あるいは間違いを指摘したりしてくれます。

これまでよりも高度な判断が可能となるため、デジタル化においては重要な要素のひとつとなっています。

今回の「オープンAPI等を活用したサービス事業体の育成・機能強化事業」は、農業において広くデータの活用・連携を可能とする基盤を整備する事業を支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。

さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ オープンAPI オープンAPI等を活用したサービス事業体の育成・機能強化事業 スマート農業 データ活用 みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業費補助金等 農林水産業
詳細はこちら

令和6年度みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業費補助金等のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産データ管理・活用基盤強化事業のうちオープンAPI等を活用したサービス事業体の育成・機能強化事業の公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI搭載型自動収穫ロボットによるスマート農業を推進する「AGRIST」が資金調達
2025年9月17日、AGRIST株式会社は、資金調達を発表しました。 AGRISTは、AI搭載型自動収穫ロボットによるスマート農業を推進しています。 今回の資金調達を契機に、SPC等を活用したプロジ…
【農林水産省】スマート農業技術活用促進法について
農林水産省は、「スマート農業技術活用促進法について」というWebサイトを公開しています。 令和6年6月14日に農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(スマート農業技術活用促…
農業ロボットや農作業のBPOサービスを手がける「レグミン」が資金調達
2025年7月16日、株式会社レグミンは、資金調達を発表しました。 レグミンは、自律走行型農業ロボットの開発・提供や、農作業のBPOサービスを展開しています。 独自開発の農薬散布ロボットと農薬管理アプ…
テクノロジーを駆使して農業の生産から販売まで一気通貫で支援する「Happy Quality」が4.5億円調達
2023年3月7日、株式会社Happy Qualityは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Happy Qualityは、農家の減少、高齢化と承継者不足による農業技術の喪…
田んぼの自動抑草ロボット「アイガモロボ」を開発する「有機米デザイン」が4.4億円調達
2023年11月28日、ヤマガタデザイン株式会社は、グループ会社の有機米デザイン株式会社が、総額4億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 有機米デザインは、田んぼの自動抑草ロボット「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集