令和5年度「農林水産業と食品産業の連携強化・拡大支援事業」補助金

subsidy

農林水産省は、令和5年度「農林水産業と食品産業の連携強化・拡大支援事業」に係る公募について発表しました。

国民への食料の安定供給等のため、地域の食品産業を中心とする多様な関係者が経営資源を結集するプラットフォームを活用し、農林漁業者や食品事業者等が連携した国産原材料への切替など地域の農林水産物を活用した取組及び新たなビジネスの継続的な創出等を推進します。

「プラットフームの運営の支援」
地域の農林漁業者、食品製造事業者、流通販売事業者などの多様な関係者が、それぞれの経営資源を結集して、加工食品の原材料切替など地域の農林水産物を原材料として使用する新商品を継続的に創出するために必要なローカルフードプロジェクトプラットフォーム(LFPプラットフォーム)を運営する取組を支援。

「新商品開発・販路開拓の支援」
LFPプラットフォームにおいて創出された新商品を、農林漁業者、食品製造事業者、流通販売事業者等が連携を構築した実施主体により、試作品の製造・販路開拓を行う取組を支援。

「マッチング等支援対策」
プラットフォームの運営、新商品開発・販路開拓の取組に、専門家を派遣して伴走支援(研修会、戦略会議、新商品開発・販路開拓、クラウドファンディングの実施等)。

課題提案書等の提出期限

2024年1月9日(火)17:00


ローカルフードプロジェクト(LFP)は、地域の食品産業を中心とした多様な関係者が参画するプラットフォームを形成し、地域の農林水産物を活用したビジネスを継続的に創出する仕組みです。

地域の食品産業を中心とした多様な関係者が、それぞれの持つ経営資源をプラットフォームに結集し、社会的課題解決と経済的利益の両立を志向した新たなビジネスの創出を目指しています。

国内の農業は、高齢化、人手不足、後継者不足、農業所得の減少、食料自給率の向上など、多様な課題を抱えています。

こうした中で、近年は海外情勢の変化によって、食料安全保障が脅かされるというリスクが浮き彫りとなっており、国内の農林水産業の維持・拡大、安定的な販路の確保を推進することの重要性が高まっています。

地域の特色ある生産物を広く消費者に届けるためには、農業経営者ひとりの努力でなんとかなるものではなく、食品事業者など、多様な関係者が協力して取り組むことが重要です。

ローカルフードプロジェクトは、多様な関係者が参画し、地域の農林水産物を活用したビジネスを継続的に創出する仕組みです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ LFPプラットフォーム ローカルフードプロジェクトプラットフォーム 助成金 地域 拡大 生産物 補助金 農林水産業 農林水産業と食品産業の連携強化・拡大支援事業 食品
詳細はこちら

令和5年度農林水産業と食品産業の連携強化・拡大支援事業に係る公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社と株式会社の違いサムネイル
合同会社とは?株式会社との違い、メリット・デメリットをわかりやすく比較
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「夜間・早朝利活用促進助成金」 7/10締切
2023年5月10日、公益財団法人東京観光財団は、令和5年度「夜間・早朝利活用促進助成金」について発表しました。 夜間・早朝に行われるイベントの実施や情報発信の取り組みに助成金を交付します。 対象者 …
令和6年度「産官学連携による自律型資源循環システム強靱化促進事業」補助金
令和6年度「産官学連携による自律型資源循環システム強靱化促進事業」のご案内です。 一般社団法人低炭素投資促進機構が実施する補助事業です。 以下の2つの取り組みを支援します。 補助事業 ①自動車・バッテ…
「事業再構築補助金」や「ものづくり補助金」に抜本的見直しの可能性
2021年11月1日、財務省は「中⼩企業、エネルギー・環境(グリーン)」という資料を公表しました。 「事業再構築補助金」と「ものづくり補助金」の実績が示され、各種データからこの2つの補助金が適切な事業…
「IT導入補助金2023」デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)・デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)、「デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)」(3次締切分)の公募が受付中です。 デジタル化基盤導…
「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」2次公募
「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」のご案内です。 地域の雇用を支える中堅・中小企業が、足元の人手不足等の課題に対応し、成長していくことを目指し…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集