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医師診療支援AI「Curalumi」を手がける「FastManage」が2,500万円調達

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2024年1月30日、FastManage株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

FastManageは、医師診療支援AI「Curalumi(キュラルミ)」や、ビジネスシーンに応用したナレッジ蓄積AIサービス「FastManage AI」を開発・提供しています。

「Curalumi」は、診察を受ける前にAIに症状を送信しAIによる診断・問診を行い、医師に共有することで診断時間を短縮するサービスです。

現在、フランスのクリニックでPoCを進めています。

今回の資金は、サービス開発とユーザー開拓に充当します。


AI技術の発展により、さまざまな領域でAIやAIを活用したプロダクト・サービスの活用が進められています。

医療の領域においても同様であり、すでに実際の現場でもAIが力を発揮しています。

一般に医療は、医師・医療従事者ひとりにかかる業務負担が大きいという課題を抱えています。

先端技術は大幅な業務効率化を実現できる可能性を秘めており、医療現場では大きな期待が寄せられています。

診療のプロセスは、診察・検査・診断・治療といった順に進みます。

この各プロセスにおいて、医師は専門知識によって診療のための判断を下します。

たとえば、患者の自覚症状や外から見てわかる状態から診察を行い、どのような検査を行うのが適切なのか判断します。ほかにも、検査によって得られたデータからそれがどのような病気・病態なのか判断します。

こうした判断はAIによって支援することが可能です。また医師のスキルによってもクオリティが左右されるため、AIによる支援は業務効率化と同時に、医療の高度化にも寄与します。

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