注目のスタートアップ

次世代型フィットネスジム「LifeFit」を手がける「FiT」が6億円調達

company

2024年5月28日、株式会社FiTは、京都銀行より6億円(融資枠含む)の資金調達を実施したことを発表しました。

FiTは、次世代型フィットネスジム「LifeFit」を運営しています。

ジムの入会・退会・休止といった手続きがすべてアプリ完結であること、24時間対応、2次元コードとセキュリティゲートを利用した入場、リーズナブルな料金体系などを特徴としています。

2023年からフランチャイズによる出店拡大を本格的に開始しています。

今回の資金調達により、「LifeFit」直営ジムへの投資を行います。


現在、国内の約15%の人々が生活習慣病を患っており、これが健康な長寿を妨げる大きな要因となっています。生活習慣病は国民の医療費にも大きな影響を及ぼしていることから、ヘルスケアや予防医学の重要性が一層高まっています。

このような背景から、国内では健康志向が高まり、機能性表示食品などの健康関連市場が拡大しています。

運動は健康を維持するための重要な要素のひとつです。国内のフィットネス業界は、健康意識の高まりや都市型の小規模店舗の増加、24時間営業の拡充などに支えられ、2012年以降着実に成長を遂げています。

しかし、国内のフィットネス参加率は依然として低く、2018年時点でわずか3.33%と報告されています。海外に目を向けると、スウェーデン、ノルウェー、米国では21%、デンマークでは18%、オランダでは17%と、フィットネスクラブの参加率が高い国々が多く存在していることがわかります。このため、国内のフィットネス市場にはまだ成長の余地があると考えられています。

国内での低いフィットネス参加率の一因として、施設や機材にかかる費用が高く、海外のサービスに比べて会費が高額となることが挙げられます。

そのため、近年のフィットネスサービス業界では、実店舗におけるテクノロジーを駆使した省人化と効率化によるコストダウンなどが進められており、とくに24時間運営の小型ジムが高い注目を集めています。

企業・事業の拡大には資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ FIT LifeFit アプリ オンライン ジム フィットネス フィットネスジム フランチャイズ ヘルスケア ライフフィット 健康 株式会社 資金調達 運動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」運営の「IVA」がスニーカーマーケットプレイス「UP」を運営する台湾企業「電貓科技(CYBER CAT)」と業務提携
2023年6月2日、IVA株式会社は、電貓科技股份有限公司(英語名:CYBER CAT INC. 本社:台湾台北)と業務提携契約を締結したことを発表しました。 IVAは、真贋鑑定サービス「フェイクバス…
家具のサブスク運営の「クラス」がオフィス家具・什器の「交換し放題サービス」をスタート
2020年1月27日、株式会社クラスは、「交換し放題サービス」をスタートすることを発表しました。 このサービスは、自由に家具・什器・家電などを組み合わせ、何度でも交換できるサブスクリプション・サービス…
エッジAIプロセッサーを開発する「ArchiTek」が「アスタリスク」と資本業務提携
2022年8月15日、株式会社アスタリスクは、ArchiTek株式会社の株式を取得するとともに、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ArchiTekは、エッジ側でのAI処理と画像・音声処理…
農業特化の経営管理クラウド「RightARM」を提供する「テラスマイル」が3.3億円調達
2023年9月13日、テラスマイル株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テラスマイルは、農業特化の経営管理クラウド「RightARM(ライトアーム)」を開発・提供…
スマホアプリ制作・運営の「アプセル」が「CARTA COMMUNICATIONS」と業務提携
2022年3月22日、アプセル株式会社は、株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONSと業務提携したことを発表しました。 アプセルは、従量課…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集