令和6年度「アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金」補助事業者公募

subsidy

2024年1月18日、経済産業省は、令和6年度「アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金」に係る補助事業者の公募について発表しました。

この事業は令和6年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては採択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者となります。

事業目的

アジア新興国等の外国人材を対象に、日本企業が有する省エネ技術の海外移転を通じて本事業対象国の産業分野でのエネルギー利用の効率化・CO2 排出削減を進めるとともに、カーボンニュートラル実現に必要な先進的技術の普及のためのイベント等を通じて社会実装に向けた現地人材育成・二国間協力強化などの環境整備に取り組むことにより、アジア新興国等と共にカーボンニュートラルを実現していくことを目的とします。

事業の全体構成

Ⅰ. 低炭素技術輸出分野に係る人材育成事業
 A. 生産プロセス省エネ化に係る人材育成事業
  1. 国内人材育成事業(受入研修)
  2. 海外人材育成事業(現場指導型、集合研修型)
 B. 省エネ機器等の導入・メンテナンスに係る人材育成事業
  1. 国内人材育成事業(受入研修)
  2. 海外人材育成事業(集合研修型)
Ⅱ. 先進技術展開(グリーン成長戦略)分野に係る人材育成事業
 A. セミナー(現地)
 B. 産業人材招へい(キーパーソン、産業技術者)

公募期間

2024年1月18日(木)~2024年2月19日(月)12時必着


SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、さまざまな領域で環境負荷の低い取り組みへの転換が求められています。

産業革命以後、産業は化石燃料などの資源を最大限に活用しながら、急速に発展を遂げてきました。

しかし、近年になって気候変動に伴う大規模災害が頻発するなど、人類の生活に深刻な影響が生じる事態となっています。この気候変動の原因のひとつとして、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出が挙げられています。

産業活動は、豊かな地球環境が土台となって成長してきたものです。したがって、今後は資源を食い潰すことなく、地球に負担をかけることなく、持続的な発展を目指すための体制を構築することが求められています。

こうした中、効率的なエネルギーの利用や二酸化炭素などの温室効果ガスの削減は重要な取り組みとして世界的に進められています。また、ビジネスの世界では、カーボンニュートラル実現に向けた技術開発やその社会実装はビジネスチャンスとして捉えられています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ CO2 アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金 エネルギー カーボンニュートラル ゼロエミッション 人材育成 令和6年度 企業 公募 利用 削減 効率化 外国人材 技術 新興国 日本 海外 産業 省エネ 移転 経済産業省 補助金
詳細はこちら

令和6年度「アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金」に係る補助事業者の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ゲノム編集技術などの品種改良技術×スマート養殖技術の「リージョナルフィッシュ」が20.4億円調達
2022年9月5日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額20億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゲノム編集技術などを活用した超高速の品種改良技術とスマート養殖を組み合わせた次世…
「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):2次締切」の補助事業者が採択
2024年5月8日、中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):2次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年3月29日…
細胞ファイバー技術を利用した細胞量産技術を開発する「セルファイバ」が4億円調達
2022年5月12日、株式会社セルファイバは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 セルファイバは、細胞ファイバー技術を利用した細胞量産技術の開発を行う、東京大学発スタートアップです。…
理工系学生採用サービス運営の「テックオーシャン」が5,000万円調達
2019年8月27日、株式会社テックオーシャンは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI・ビッグデータによる理工系学生採用サービス「TECH OFFER」を運営しています。 …
令和6年度第1回「地熱発電理解促進事業費補助金」公募
経済産業省資源エネルギー庁は、令和6年度第1回「地熱発電理解促進事業費補助金」に係る補助事業者の公募について発表しました。 地熱発電の導入を目的として地熱資源開発をしているまたは今後地熱資源開発を予定…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集