創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年12月15日2024年の中小企業の景況見通し

日本政策金融公庫は、2024年の中小企業の景況見通し(「中小企業景況調査」(2023年11月)の付帯調査結果)について発表しました。
業況判断
2023年の業況判断DI(「改善」-「悪化」、実績)は8.2と、2022年(6.3)に比べて上昇しました。
2024年は12.7と、2023年に比べて上昇する見通しです。
2024年の業況判断DIを需要分野別にみると、2023年実績に比べ、建設関連、設備投資関連、電機・電子関連で上昇する見通しです。乗用車関連、食生活関連、衣生活関連は低下する見通しです。
経営上の不安要素
2024年の経営上の不安要素は、「原材料価格、燃料コストの高騰」が69.0%と、前年と同じくもっとも高い割合を占めています。
また、「国内の消費低迷、販売不振」(61.7%)、「人材不足、育成難」(59.9%)と高い割合にあります。
期待要素
2024年に期待する要素は、「原油価格の下落によるコスト低下」が23.9%と、もっとも高い割合を占めています。
また、次いで、「円高による輸入製品等の価格低下」(16.1%)、「株高や所得の増加による消費マインドの改善」(13.4%)となっています。
業況は、各業種別や企業規模別などで判断する、ある時期の景気状況を表すものです。また、将来の景気状況を判断するのにも活用されています。
2023年の業況判断DI(実績)は、前年から1.9ポイント上昇しており、着実にコロナ禍から脱却し、経済回復に向かっていることがわかります。
一方で、エネルギー価格高騰・物価上昇は事業活動に大きな影響を与えており、今後の不安要素としてあげている事業者も多くなっています。
注力する要素としては、「人材の確保・育成」がもっとも高い割合にあり、企業では人手不足が大きな課題となっているほか、人材の力が期待されていることがわかります。
近年はSDGsの推進による価値観の変化やコロナ禍による環境の変化により、市場の動向も目まぐるしく変わっています。ビジネスではこうした市場を正確に捉えることが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。
また、新たな事業に取り組むには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | 中小企業景況調査 日本政策金融公庫 業況 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
財務省・金融庁・経済産業省は、「再生支援の総合的対策」を策定しました。 この対策は、新型コロナウイルス対策として実施された民間金融機関による実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が4月に本格化す…
日本政策金融公庫は「新事業活動促進資金」について発表しました。 対象者 「経営革新関連」 中小企業等経営強化法に基づき、都道府県知事などより経営革新計画の承認(変更承認を含む)を受けた方(特定事業者を…
2023年2月28日、株式会社エクスプラザは、日本政策金融公庫より、挑戦支援資本強化特別貸付(資本性ローン)による資金調達を実施したことを発表しました。 エクスプラザは、アウトドアアイテムの口コミアプ…
2023年7月31日、ステップ・アラウンド株式会社は、株式会社日本政策金融公庫、他1行との協調融資により、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ステップ・アラウンドは、店舗・EC向け…
2023年8月24日、株式会社インプルは、日本政策金融公庫の札幌支店中小企業事業により、資本性ローン(制度名:挑戦支援資本強化特別貸付)1億円の融資を調達したことを発表しました。 インプルは、Reac…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…