令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業」補助金

subsidy

農林水産省は、令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業」の公募について発表しました。

我が国で自給可能な穀物である米及び米を原料とした米粉の消費拡大に向けて、米・米粉や米粉製品の効率的・効果的な普及に必要な取組を支援します。

国内で自給可能な米・米粉製品の消費拡大に向けた情報発信等を目的として、次に掲げる事業と必要な検証を行うものとします。

・米・米粉や米粉製品に関する消費者の認知を向上させる取組
・外食事業者・食品流通事業者等と連携した消費者の喫食機会を増やす取組
・消費者のライフスタイルに基づく喫食データの収集とその利活用に向けた取組
・消費者の商品選択に資する米粉の表示制度について関係団体と連携した普及の取組

公募期間

2023年12月12日(火)~2023年12月28日(木)17:00


国内の米の需要は、少子高齢化に伴う需要減少や食の多様化などの要因により、年々約10トンずつ減少しています。

この中で、食料自給率や農業収入の向上、そして米農家の所得増加を達成するためには、米の消費拡大に向けた取り組みが必要です。そして、単純に主食としての米の需要を向上させることは難しいことから、米や米粉を利用した食品の市場開拓が注目されています。

米粉はお米を粉にしたものであり、国内では古くから煎餅や和菓子などに利用されてきました。

近年は細かく粉にする技術が発展し、パン・ケーキ・麺類などのさまざまな加工品で使われています。

米粉はアレルギーやグルテン過敏症などを持つ人でも多様な食品が食べられるよう、小麦粉の代替として利用されることもあり、現在はアレルギーフリーといった文脈での市場を確立しています。

「米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業」は、米・米粉製品の商品拡大に向けた情報発信などを支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ コメ 利用拡大 消費拡大 生産物 穀物 米粉 米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業 補助金 農林水産省 農業 食品
詳細はこちら

令和5年度米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「令和4年度補正産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化支援)」6回目公募
農林水産省は「令和4年度補正産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化支援)」の6回目公募について発表しました。 農産物貿易をめぐる国際環境の変化等に伴い、…
「地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業」
公益財団法人日本デザインナンバー財団は、令和5年度「地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業」について発表しました。 日本デザインナンバー財団が寄付金を基に、地方版図柄入りナンバ…
オイシックス・ラ・大地のCVC「Future Food Fund」が冷凍宅配食のサブスクリプションサービスを提供する「DELIPICKS」に投資を実行
2023年3月9日、オイシックス・ラ・大地株式会社は、投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するCVCファンド「Future Food Fund 1号」が、株式会社DELIPICKS…
ヴィーガン商品専門EC「ブイクックスーパー」などを運営する「ブイクック」が1.1億円調達
2023年1月26日、株式会社ブイクックは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブイクックは、ヴィーガン商品専門EC「ブイクックスーパー」、ヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイ…
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」が18.5億円調達
2021年4月19日、DAIZ株式会社は、総額18億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これは、2021年3月25日に発表した農林中央金庫からの出資も含まれています。 DAIZは、…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集