注目のスタートアップ

AI危機管理ソリューション「Spectee Pro」などを展開する「Spectee」が15億円調達

company

2023年10月23日、株式会社Specteeは、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Specteeは、防災領域で最新テクノロジーを活用したソリューションを展開しています。

主力サービスである「Spectee Pro」は、災害発生時にソーシャルメディア上の投稿や、気象データ、全国の道路・河川カメラの情報などを収集し、AIでリアルタイムに解析することで、被害状況・リスクを可視化する災害情報システムです。

また、世界的な自然災害の増加に対処するため、2022年から国際協力機構(JICA)などからの協力を得た上で、フィリピンを中心に海外でのフィージビリティスタディを行っています。

今回の資金は、本格的な海外展開の推進などに充当します。


近年、気候変動などが要因となり、大規模な自然災害が多発しています。

国内は、インフラの老朽化も合わさって被害が拡大しやすい状況に置かれており、災害対策の重要性がより一層高まっています。

こうしたなか、企業や行政機関では東日本大震災の教訓を踏まえ、最新技術を活用し、災害に強い体制を構築するという動きが活性化しています。

企業では災害がもたらす被害やそのリスクの把握・対処、そして災害からの復旧のための体制の整備が重要です。

Specteeは、SNSや気象データなどさまざまな情報をリアルタイムで収集・分析することで、情報のすばやい収集と、拠点周辺の災害時の通知、リスクの可視化を実現するサービス「Spectee Pro」などの提供により、企業・自治体の災害対策を支援しています。

災害以外にも、経営者の怪我や病気などで事業の継続が困難になってしまうケースがあります。とくに創業期は忙しく無理をしてしまう経営者がたくさんいます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、万が一経営者が働けない状態になった場合のリスクと、その備えや対策について詳しく解説しています。

また、強靱な体制を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Spectee Spectee Pro ソーシャルメディア データ テクノロジー リスク 危機管理 可視化 情報 株式会社 災害 災害対策 資金調達 防災
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIによる不正ユーザー検知システム「Stena」提供の「ChillStack」が3,000万円調達
2020年3月31日、株式会社ChillStackは、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、AI特化型インキュベーターの、株式会社ディープコアです。 AI技術を用いた不正…
40代50代の女性向けLINE健康相談サービス「menopeer」がリリース
2023年1月31日、株式会社menopeerは、「menopeer(メノピア)」のサービス開始を発表しました。 「menopeer」は、LINE通話を通じ、40代・50代女性の、食事・睡眠などの生活…
メタバース向け3Dアバターサービスを開発する「DENDOH」が6,030万円調達
2022年8月18日、株式会社DENDOHは、総額6,030万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DENDOHは、メタバース向け3Dアバタープラットフォーム「molz(モルツ)」を開発していま…
首相官邸YouTubeチャンネルにてスタートアップ企業によるトークセッション等が公開中
首相官邸の公式YouTubeチャンネルにおいて、「加速するスタートアップ」と題したトークセッションを公開しています。 政府は、スタートアップエコシステムの確立のため、2022年から「スタートアップ育成…
検索型FAQシステム「Helpfeel」提供の「Nota」が6億円調達 「株式会社Helpfeel」に社名変更
2022年9月5日、Nota株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年10月1日から、株式会社Helpfeelに社名を変更することも併せて発表しています。 Not…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集