創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月8日「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」
農林水産省は「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」を実施しています。
農業法人等がその職員等を次世代の経営者として育成していくため、国内外の先進的な農業法人や異業種の法人に派遣して実施する研修を支援します。
概要
支援額:月最大10万円(年間最大120万円)
支援期間:最短3か月~最長2年間
主な要件:
「派遣元農業法人等」
・本事業での研修終了後1年以内に、派遣職員を役員または研修成果を活かした部門責任者等経営の中核を担う役職に登用することを確約していること
「派遣受入法人」
・次世代の経営者になるために必要な経営力等を習得させるための実践的な研修を行えること
「派遣職員」
・派遣元農業法人等の役員もしくは正社員(代表者を除く)または家族経営の後継者で既に就農し経営に参画していること
・55歳未満であること
公募期間
2024年1月31日(水)まで随時募集
農業は人間が生きていくために必要な食料を生産する重要な役目を担っています。
しかし、国内では少子高齢化・後継者不足による農業人口の減少が大きな社会課題となっており、この課題解決が求められています。
また、コロナ禍では国際的なサプライチェーンの脆弱さがあらわになり、食料自給率の低い日本では、食料の安定供給に課題が生じました。そのため今後、持続的に社会を運営していくには、食料自給率を向上させる必要もあります。
こうした背景から、農業では経営力を強化するための取り組みや、次世代の経営者を育成する取り組みが重要となっています。
「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」では、職員を次世代の経営者として育成するため、他の先進的な農業法人や異業種法人に派遣する取り組みの支援を受けることができます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 助成金 就農 次世代経営者育成タイプ 経営者育成 補助金 農業 雇用就農資金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年10月23日、農林水産省は、令和5年度「持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業」の追加公募(3次公募)について発表しました。 食品産業を持続可能なものと…
インキュベイトファンドは、株式会社笑農和に出資を実施したことを発表しました。 笑農和は、スマート水田デバイス「paditch」を開発・運営しています。 水位・水温センサーだけでなく、水門の遠隔操作にも…
2022年4月13日、グランドグリーン株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 グランドグリーンは、あらゆる作物・品種でゲノム編集技術を利用可能にするための標準技術化に取り組ん…
2024年10月3日、「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」における「応募・交付申請の手引き」「申請における留意事項」「補助事業の実施及び実績報告における留意事項」が更新されました。…
2024年8月7日、中小企業庁は、中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)の事務局に「カタログ登録サポートセンター」を設置したことを発表しました。 中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…