注目のスタートアップ

完全会員制ショッピングサイト「SECRET MALL」や法人向けギフトカードECサービス「AOYAMA GIFT SALON」を展開する「AoyamaLab」が資金調達

company

2023年7月26日、株式会社AoyamaLabは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、コンサルティング事業、フリーランスのエンジニアやコンサルタント向けプロジェクト案件紹介事業などを⾏うINTLOOP株式会社です。

AoyamaLabは、完全会員制ショッピングサイト「SECRET MALL」と、法人向けギフトカードECサービス「AOYAMA GIFT SALON」を展開しています。

「SECRET MALL」は、会員企業の従業員や会員企業が保有する特定個人会員などに限定した完全会員制のショッピングサイトです。

会員企業の協力のもと、他販路では実現できない価格で、食品、飲料、酒、ギフト用商材などを完全クローズドで販売しています。

「AOYAMA GIFT SALON」は、手土産や贈り物用のギフトカードを販売するECサイトです。現物では渡すことが難しい要冷蔵・冷凍の食品や重量のある商品などを取りそろえています。


会員制の閉じた環境のECサイトは、会員区分やランクなどによって商品の表示や価格を設定できるため、柔軟なECの運用を可能にします。

ほかにも、通常はブランドイメージの毀損など恐れて割引販売をしないブランドでも、クローズドなECであれば比較的安心して商品を卸すことが可能であるため、他のECにはない商品を安価に提供することが可能となります。

そのため、会員制のクローズドなECは、こうしたブランドにとって重要な販路のひとつとなっています。

また、ギフト販売は高価格帯商品の販売方法として重要な要素のひとつです。

法人のギフト需要は、緩やかな景気回復を背景に好調となっています。さらに近年は、相手の住所などを知らなくても、メールアドレスやSNSで送ることができるeギフトが登場し、カジュアルにギフトを贈るという文化も根づいてきています。

こうしたオンラインギフトは、手渡しでギフトを贈る際の、消費期限や重量・サイズといったことを気にしなくていいというメリットがあります。そのため法人ギフトとして、食品や酒類などが選ばれる余地が高いという特徴があります。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、新たな事業を手がける場合や、社内体制を強化する場合などには資金調達が求められます。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AOYAMA GIFT SALON AoyamaLab EC eギフト SECRET MALL カード ギフト サイト ショッピング 会員制 株式会社 法人 資金調達 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型奨学金マネジメント・プラットフォーム開発の「SCHOL」が資金調達
2019年11月28日、株式会社SCHOLは、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン・AI技術を活用した、クラウド型奨学金マネジメント・プラットフォーム「SCHOL(スカラ)」を開発…
令和6年度「新事業創出・食品産業課題解決調査・実証等事業のうちフードテックビジネス実証事業」
農林水産省は、令和6年度「新事業創出・食品産業課題解決調査・実証等事業のうちフードテックビジネス実証事業」の公募について発表しました。 フードテック等を活用した技術の事業化のための実証を支援するととも…
クラウド・キッチンの「X Kitchen」が5,000万円調達
2019年12月27日、株式会社X Kitchenは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 1キッチンで複数のデリバリー・ブランドを展開するクラウド・キッチン事業を展開していま…
クラウド型採用マーケティング・ツール「採用係⻑」運営の「ネットオン」が2.5億円調達
2019年11月6日、株式会社ネットオンは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型採用マーケティング・ツール「採用係⻑」を運営しています。 求人検索エンジンに最適…
自然エネルギー発電事業などを展開する「自然電力」がカナダの大手年金基金「CDPQ」から700億円調達
2022年10月24日、自然電力株式会社は、カナダのケベック州貯蓄投資公庫(Caisse de dépôt et placement du Québec:CDPQ)が全額引き受ける転換社債型新株予約権…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集