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2023年5月11日「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」 参加団体募集

2023年5月9日、環境省は「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」の参加団体の公募について発表しました。
地域ぐるみでの中堅・中小企業に対する脱炭素経営支援体制の構築と地域ぐるみでの支援体制における中堅・中小企業への支援メニューの拡充を図り、先進的なモデル事例を創出することを目的としています。
対象者
・地域内の中堅・中小企業の脱炭素経営促進に取り組む団体
支援内容
「地域ぐるみでの支援体制の構築」
支援体制の在り方の検討やステークホルダーの巻き込みなどを通じて、域内中堅・中小企業へ脱炭素経営普及と地域課題の解決の同時達成を目指した地域ぐるみでの支援体制構築を支援します。
「中堅・中小企業への支援メニューの拡充」
地域ぐるみでの支援体制が構築されている地域において、地方公共団体及び支援機関等が利用する支援コンテンツの作成や支援メニューの拡充に向けた専門機関とのマッチングに係る検討・実証を支援します。
公募期間
・2023年5月9日(火)~2023年6月6日(火)17:00まで
世界の平均気温は長期的にみて上昇傾向にあり、このまま地球温暖化が進むと今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃上昇するという予測があります。
この地球温暖化が進むと、干ばつの増加、大規模災害の頻発、海面上昇による土地の減少、生物多様性喪失などのリスクが高まります。
こうした環境の悪化は、人間の生活や経済活動に大きな影響を与える可能性もあり、企業では二酸化炭素を中心とした温暖化ガスの排出削減に向けた取り組みが重要となっています。
一方、脱炭素化の取り組みは企業・地域によって最適なものが異なり、またコストがかかるものでもあることから、とくにリソースの足りていない中小企業は最適な脱炭素化に取り組むことができないという課題を抱えています。
今回のモデル事業は、地域内の中堅・中小企業の脱炭素経営を促進する取り組みを行う団体を公募し、支援体制の構築、支援メニューの拡充を支援するものです。
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