創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月9日「小規模事業者持続化補助金」 第11回受付締切分の採択者が発表

令和元年度補正予算・令和3年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」について、第11回受付締切分(2023年2月20日公募締切分)の採択者が発表されました。
「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を支援する補助金です。
中小企業向けの補助金として通年での公募(複数回の締切あり)であり、申請期間の短い補助金よりも申請のチャンスが多くなっています。
今回、「一般型:商工会議所地区分(11次締切分)」と、「一般型:商工会地区分(11次締切分)」に採択された補助事業者が発表されました。
採択事業者は一覧で公表されているため、どのような事業者が採択されているのか確認し、次回の申請に活用することができます。
なお、第12回の応募期間は、2023年3月10日(金)~6月1日(木)です。
「補助上限」
50~200万円。
さらに、免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する場合(インボイス制度に対応する場合)、一律50万円の補助上限上乗せを行います。
これにより最大補助上限は250万円となります。
「補助率」
2/3(賃金引上げに取り組む事業者のうち、赤字事業者は3/4)。
「補助対象」
店舗改装、広告掲載、展示会出展費用など。
「小規模事業者持続化補助金」は、多様な支援枠が用意されており、小規模事業者にとって使い勝手の良い補助金となっています。
通常枠では販路開拓において上限50万円の支援が受けられます。さらに、「賃金引き上げ枠」、「卒業枠」、「後継者支援枠」(アトツギ甲子園のファイナリストなど)、「創業枠」では上限200万円の支援が受けられるほか、「インボイス枠」ではインボイス発行事業者として登録することで、50万円の追加支援が受けられます。
今後、小規模事業者はインボイス制度の導入など制度の変更や物価上昇に対処しなければなりません。さらに、コロナ禍によって経営が打撃を受けているため、販路開拓によって売上を伸ばすことが重要です。
そのため「小規模事業者持続化補助金」の戦略的な活用が重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | 助成金 商工会 商工会議所 小規模事業者持続化補助金 採択者 発表 補助金 販路開拓 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「事業承継・M&A補助金」13次公募のご案内です。 中小企業者等の事業承継を後押しするため、事業承継前の設備投資等に係る費用や、M&A時の専門家活用にかかる費用、M&A後のPMIにかかる専門家費用や設…
「特定求職者雇用開発助成金(中高年層安定雇用支援コース)」のご案内です。 いわゆる就職氷河期を含む中高年層のうち正規雇用の機会を逃したこと等により、十分なキャリア形成がなされず、正規雇用に就くことが困…
2024年10月3日、「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」における「応募・交付申請の手引き」「申請における留意事項」「補助事業の実施及び実績報告における留意事項」が更新されました。…
「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):3次締切」の補助事業者が採択されました。 これ…
2024年12月23日、中小企業庁は、令和6年度補正「地域商業機能複合化推進事業(被災商店街等再建支援事業)」の概要について発表しました。 令和6年能登半島地震により被害を受けた、石川県に所在する商店…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

