【東京都】「観光資源の保全等のための支援事業」補助金

subsidy

東京都は「観光資源の保全等のための支援事業」について発表しました。

観光関連事業者を対象に、東京の魅力発信に資する観光資源の維持・保全に係る取り組みや、民間資金を募るクラウドファンディングによる資金調達を支援します。

観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業

観光資源として活用できる施設や技術等について、都内観光関連事業者の維持保全に係る取り組みを促進するため、クラウドファンディングによる資金調達を支援します。

補助対象者:都内観光関連事業者(宿泊事業者、飲食店など)

補助対象事業:以下に掲げる施設または技術等の維持保全に係る取り組みを実施するため、取り扱いクラウドファンディング事業者を通して資金調達を行うもの
 ・概ね築50年以上が経過し、観光資源として活用できる施設
 ・概ね50年以上の実績があり、観光資源として活用できる技術など

補助金:上限100万円・経費の2/3以内

取り扱いクラウドファンディング事業者
 ・株式会社MotionGallery(MOTION GALLERY)
 ・READYFOR株式会社(READYFOR)

募集期間:2023年4月5日(水)から2024年1月31日(水)まで

観光資源の保全等のための補助事業 重点エリアの募集

都内の魅力ある観光資源の保全を図るため、観光資源として活用できる施設や技術などの維持保全に係る取り組みを支援します。

2023年度は、観光資源の面的な保全を促進していくため、地域一体となって観光資源の維持保全を行う重点エリアを新たに指定します。重点エリアにおける観光資源の維持保全の取り組みについては、補助率などが拡充されます。

対象者:地域の観光関連事業者等が参画する協議会等

指定による効果:今後募集を行う補助対象事業について、指定された重点エリア内での取り組みに対する補助率を3/4・上限1,500万円に拡充します。

募集期間:2023年4月5日(水)から2023年6月15日(木)まで


日本では築50年以上の歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものは登録有形文化財として保存の対象となります。

しかしこの保存対象として外れる建造物は非常に多く、現在も全国各地で歴史ある建造物・建築物の保存・活用に関する課題が生まれています。

たとえば、多くの歴史的建造物は老朽化しており、地震などによる倒壊のおそれがあります。保存・活用する場合は耐震工事などが必要となりますが、工事のための費用を捻出できないことが多く、そのまま解体となってしまう例が多数あることが課題となっています。

歴史的建造物はその地域の文化的遺産・資産でもあり、適切に活用できれば地域の魅力を向上させることができるため、しっかりと計画を立て、文化的資産の価値を最大化させるようなプロジェクトとして展開していくことが重要です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 保全 助成金 建物 建築物 文化財 文化資源 東京都 歴史 維持 補助金 観光 観光資源 観光資源の保全等のための支援事業
詳細はこちら

観光資源の保全等のための支援事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】令和6年度「前期越境EC出品支援事業」
海外で自社製品が売れるか試してみたい、越境ECビジネスに興味がある、そのような意欲のある都内中小企業に向け、東京都中小企業振興公社(以下公社)は、海外のECモールに特設サイトを開設し、出品を支援いたし…
都内中小企業6団体が「価格転嫁推進東京大会」を初開催
2024年2月4日、東京商工会議所(小林健会頭)、東京都商工会議所連合会(小林健会長)、東京都商工会連合会(山下真一会長)、東京都中小企業団体中央会(會津健会長)、東京都商店街振興組合連合会(山田昇理…
「IT導入補助金2024」における「通常枠:7次締切」「セキュリティ対策推進枠:7次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):12次締切」「複数社連携IT導入枠:4次締切」の補助事業者が採択
「IT導入補助金2024」における「通常枠:7次締切」「セキュリティ対策推進枠:7次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):12次締切」「複数社連携IT導入枠:4次締切」の補助事業者が採択されまし…
即時買取サービスCASHなどの「バンク」が「DMM.com」からMBOにより独立
2018年11月7日、株式会社バンクは、マネジメント・バイアウト(MBO)を実施し、親会社である合同会社DMM.comが保有するバンク株式の全株式の買取りを実施したことを発表しました。 バンクは…
多言語コミュニケーションツールを提供する「Kotozna」が3.2億円調達
2022年12月6日、Kotozna株式会社は、総額約3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社JTBなどです。 Kotoznaは、宿泊施設向け多言語コミュニケーシ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集