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組み込み型のものづくりサービス「Printio」を展開する「OpenFactory」が8,000万円調達

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2023年3月22日、株式会社OpenFactoryは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

OpenFactoryは、組み込み型のものづくりサービス「Printio(プリンティオ)」を展開しています。

オンデマンドプリントに特化した印刷APIを用い、オリジナルアイテムを1個から作成する組み込みサービスを提供しています。

このサービスを利用することで、企業・団体・コミュニティなどは、顧客や従業員などの届けたい相手のアクションを起点に、オリジナルアイテムを個別に届けることが可能となります。

2023年秋に、正気なプロジェクト・チーム・コミュニティなど、ITを専門にしていなくても利用しやすいノーコードのWebサービスをリリースする予定です。

今回の資金は、エンジニア・営業の採用などに充当します。


プリントオンデマンド(オンデマンド印刷)とは、デジタル印刷機を利用することで、注文に応じて小ロットの印刷物を短期間で納品する印刷サービスのことです。

印刷物には、ポスターや名刺といった紙媒体から、Tシャツ、スマホケース、バッグ、マグカップなどさまざまなものがあります。

プリントオンデマンドは注文に応じて製作することから在庫を抱えるリスクがないという大きな特徴があります。

また、自作イラストをアップロードすることでオリジナルアイテムを販売できるサービスなどでも活用されており、在庫リスクなくオリジナルアイテムを販売したいという個人のクリエイターや小規模なチームなどでも活用されています。

OpenFactoryが提供する「Printio」は、こうしたプリントオンデマンドを、自社サービスなどに組み込むことができるサービスです。

具体的な事例としては、文具メーカーであるコクヨ株式会社の公式オンラインショップにパーソナライズ機能として導入され、あらかじめ用意されたテンプレートを組み合わせることでオリジナルの表紙をつくることができるノートの販売などで活用されています。

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