東京都中小企業の景況 令和5年2月調査

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東京都は、東京都中小企業の景況 令和5年2月調査の結果を公表しました。

1月の景況は、業況は3か月ぶりに改善しました。さらに今後の見通しとしては上昇傾向が続くと見られています。

1月の都内中小企業の業況DI、当月-26(前月-32)と3か月ぶりに改善しました。また、今後3か月間(2~4月)の業況見通しDIは、当月-20(前月-21)と上昇傾向が続いています。

業種別では、小売業(-51→-43)は8ポイント増加、卸売業(-28→-22)とサービス業(-26→-20)はともに6ポイント増加、製造業(-27→-25)は2ポイント増加となっています。


東京都は都内中小企業の振興を目的に、毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者・関係機関などに提供しています。

景気動向指数はマクロで景気を捉えることができるため、活用している経営者も多いでしょう。

令和5年2月調査では、業況が3か月ぶりに改善され、今後の見通しも上昇傾向であるため、コロナ禍の影響などがようやく収まりつつあるとも感じられます。

一方、付帯調査「業績に影響を与える要因」においては、もっとも高いのが「個人消費」(55.2%)、2番目に高いのが「原材料価格」(52.6%)となっており、物価高の影響が心配されていることがわかります。

近年はSDGsの推進による価値観の変化やコロナ禍による環境の変化により、市場の動向も目まぐるしく変わっています。ビジネスではこうした市場を正確に捉えることが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。

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