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2023年2月9日インフラ点検ロボットを開発する「オングリットホールディングス」が「ウイングアーク1st」と資本業務提携
2023年2月8日、オングリットホールディングス株式会社は、ウイングアーク1st株式会社と資本業務提携を行うことで締結したことを発表しました。
オングリットホールディングスは、橋梁・コンクリート構造物・照明灯など道路附属物の点検に関連するロボットやAIの開発、インフラ点検事業、CAD設計・アウトソーシング事業などを展開しています。
ウイングアーク1stは、データ活用のプロフェッショナル企業として、企業の業務効率化・高度化を支援しています。
今回の提携により、オングリットホールディングスが保有するAI・ロボット開発を通して得られた構造物点検データなどから、ウイングアーク1stと共同で地域課題解決や、現状把握、メンテナンスに役立つサービスの開発を行います。
国内の社会的な生活を支えているインフラ設備の多くは戦後高度成長期である1960年代に整備されたものであり、利用が開始されてからすでに50〜60年ほどが経過しています。
これら老朽化したインフラは、予算不足により充分な補修・修繕が実施されていないという状況に置かれています。さらにインフラ業界は少子高齢化に伴う人手不足により、定期的な点検すらも充分に行えていないこともあります。
こうした老朽化したインフラと人手不足にあるインフラ業界の状況を象徴するような事故が、2012年12月に起こった「笹子トンネル天井板崩落事故」であるといわれています。
今後さらに老朽化したインフラ設備が増えていくことが見込まれていますが、悲惨な事故を起こさないためにも、インフラ業界ではテクノロジー活用・データ活用による点検業務の効率化や高度化が喫緊の課題となっています。
こうした状況においてオングリットホールディングスはインフラ点検ロボットやAIを開発・提供し、インフラ業界の課題解決を目指しています。
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