注目のスタートアップ

ファッションロス削減を実現するデザインシステムを開発する「Synflux」が2.5億円調達

company

2025年10月8日、Synflux株式会社は、総額2億5000万円の資金調達を発表しました。

Synfluxは、ファッションデザインのためのソフトウェア開発や、循環型衣服設計・製造支援、サプライチェーンのデジタル化、合理化支援を手がけています。

自社サービスの研究開発や、アパレル・ファッション企業との新商品開発、大学・研究機関との共同研究など、多角的に事業を展開しています。

また、さまざまなテクノロジーを駆使したデザインシステム「Algorithmic Couture(アルゴリズミック・クチュール)」により、衣服生産において避けられない素材廃棄を最小限に抑える仕組みを提供しています。

今回の資金調達により、アパレル・ファッション企業とのパートナーシップをさらに強化し、産業全体における持続可能なデザインの実現を推進します。具体的には、上流サプライチェーンへの導入を拡大し、素材廃棄の削減と効率的な生産プロセスの確立を通じて、環境負荷の低減に貢献します。また、海外展開に向けた体制を整備します。


2023年における国内のアパレル総小売市場の規模は、約8.3兆円で、3年連続で前年を上回っています。また、世界の衣料品市場規模は2023年に1.7兆ドル(約259兆円)と評価されており、今後は発展途上国における可処分所得の増加、都市化の進展、高単価な衣料品に対する需要の増加によってさらなる成長が予測されています。

他方で、アパレル業界は他業界と比較して環境負荷が高いことが広く指摘されています。単位あたり(製品1点あたり、あるいは消費額あたり)で見ると、衣料は製造工程や使用・廃棄を通じて高い資源消費・汚染を伴う場合が多く、この改善が急務です。

このような背景のもと、アパレル業界では、設計や生産の過程で環境負荷を低減させるテクノロジーへの注目が高まっています。

Synfluxの「Algorithmic Couture」は、より効率的な型紙を自動生成することで、生産時に生じてしまう布の廃棄を削減しています。従来は平均15%から30%ほどあった布の廃棄を、3%から5%ほどに抑えることを可能にしています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB アパレル サプライチェーン デザイン デジタル化 ファッション 共同研究 削減 循環 持続可能 支援 株式会社 海外展開 環境負荷 研究機関 研究開発 製造 設計 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立はどう進める?費用・流れ・手続きをわかりやすく解説
【税理士監修】すぐわかる事業計画書の書き方!融資・起業を成功させるテンプレート&記入例付
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

研究開発人材のマッチングプラットフォーム「CoA Researcher」を開発する「CoA Nexus」が3億円調達
2025年10月29日、株式会社CoA Nexusは、総額約3億円の資金調達を発表しました。 CoA Nexusは、研究開発人材のマッチングプラットフォーム「CoA Researcher」を開発してい…
リモートセンシングデータからの森林解析技術を開発する「DeepForest Technologies」が2億円調達
2024年6月18日、DeepForest Technologies株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeepForest Technologiesは、ドローンなどから…
解体工事DXプラットフォームを運営する「クラッソーネ」が資金調達
2024年10月7日、株式会社クラッソーネは、資金調達を実施したことを発表しました。 クラッソーネは、解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営しています。 解体工事領域において全国の専門工事…
革新的な加水分解技術を保有する「日本ハイドロパウテック」が5.1億円調達
2023年9月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額約5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本ハイドロパウテックは、独自の加水分解技術を保有しています。この技術は、従来の…
スタートアップ向け融資事業や個人向けキャッシュレスアプリを手がける「Fivot」が20億円調達
2025年11月5日、株式会社Fivotは、総額20億円の資金調達を発表しました。 Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」と、個人向け貯まるキャッスレスアプリ「IDARE…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳