注目のスタートアップ

産直プラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営する「雨風太陽」が2.9億円調達

company

2022年12月27日、株式会社雨風太陽は、総額2億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

雨風太陽は、全国の農家・漁師から直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができる産直プラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営しています。

2022年4月からは、地方留学プログラム「ポケマル親子地方留学」を立ち上げ、全国の生産者を起点に「食」以外にも事業領域を拡大しています。

国内では少子高齢化と東京一極集中が大きな課題となっています。

地方では首都圏への若年層の流出が激しく、税収の減少や人口減少が加速しています。

地方の過疎化が進むと地域社会の生産機能や環境が低下し、住人の生活を維持できなくなるという課題が生じます。

そこで、地方の人口減少に歯止めをかけることを目的とした地方創生が全国的に推進されています。

地方創生を実現するために必要な地域に眠る資源のひとつとして農水産物があります。

一方、農業・漁業は高齢化による生産性の低下と深刻な人手不足を課題として抱えています。

農業・漁業の課題を解決し、さらに地域活性化を実現するには、こうした生産者が持続的に成長していける仕組みを構築することが求められています。

たとえば農産物のEC展開は、売上向上や、販路拡大、ファンの獲得のために重要な施策のひとつとして認識されています。

とくにファンの獲得については、観光客の増加や関係人口の創出に資するものであるため、生産物を起点に、消費者との関係を深めることができるサービスの注目が高まっています。

ECはさまざまな領域で新たな販路として大きな存在となっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方、インターネットを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC ポケットマルシェ ポケマル親子地方留学 地域活性化 地方 地方創生 地方留学 漁師 漁業 生産者 産地直送 産直 農家 農業 雨風太陽
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

D2CブランドやD2Cソリューション事業を展開する「Brandit」がブランドプロデュース事業を展開する「DiGG」と資本業務提携
2022年6月1日、株式会社Branditは、株式会社DiGGと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 また、DiGGの代表取締役である江藤倫寿氏を、Branditの執行役員CMO(最高マー…
【東京都】「輝く農業女子向け講座」受講者募集
東京都は「輝く農業女子向け講座」の受講者の募集を発表しました。 「輝く農業女子向け講座」は、女性農業経営者として活躍している方を招き、ロールモデルの紹介やワークショップ・講座を実施します。 第1回共通…
観葉植物・花のD2Cオンラインストア「AND PLANTS」を運営する「Domuz」が1億円調達
2023年3月3日、株式会社Domuzは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Domuzは、観葉植物・花のD2Cオンラインストア「AND PLANTS」を運営しています。 ライフスタイ…
宅配収納サービス「サマリーポケット」とファッション専業ECモール「MAGASEEK」が提携
2020年10月26日、株式会社サマリーは、マガシーク株式会社と業務提携することを発表しました。 サマリーは、宅配収納サービス「サマリーポケット」を提供しています。 マガシークは、ファッション専業EC…
サブサハラアフリカの小規模農家の所得向上を目指す「Degas」が9.7億円調達
2023年12月13日、Degas株式会社は、総額9億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Degasは、モバイルアプリなどのプロダクト、現地オペレーションを活かしたデータ収集、AI…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集