注目のスタートアップ

「Payn」が9,000万円調達 キャンセル料の請求業務をデジタル化する「Payn」β版をリリース

company

2022年10月5日、Payn株式会社は、総額9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「Payn(ペイン)」のβ版をリリースしたことも併せて発表しています。

「Payn」は、レストランやホテルにおけるキャンセル料の請求業務をデジタル化するツールです。

メッセージ送信、請求リマインド、請求回収、入金時消込、領収書発行などの自動化を実現します。

今後、キャンセル料を支払った顧客に対し、次回来店時のクーポンを発行する機能などを実装し、顧客と継続的に良い関係を構築できるサービスへと成長させていく計画です。

今回の資金は、正式版リリースに向けたプロダクト開発や、営業・サポート体制構築のための人材採用に充当します。

レストランやホテルなど顧客からの予約を受け付けてサービスを提供する事業では、多くの場合キャンセルポリシーを定めています。

キャンセルポリシーとは、予約をキャンセルする際の決まりごとのことです。

多くは顧客からキャンセルが入った場合、予約当日までの期日に応じて、キャンセル料を支払ってもらうということを定めています。

これは、予約に応じてサービス提供のための準備をしているため、もし準備が終わってからキャンセルされてしまえば、その分損失が発生してしまうからです。

顧客からのキャンセルがあった場合、キャンセルポリシーに従ってキャンセル料などを請求します。

一方で、このキャンセル料の請求業務は、顧客によって電話・メール・郵送など連絡の方法が異なり、場合によっては顧客から心無い言葉を浴びせられることもあり、負担のかかる業務となっています。

キャンセル料の請求を自動化するには、クレジットカードによる事前決済を導入することが確実ですが、クレジットカードが使えない顧客もいるため、その分機会を損失してしまうことになります。

Paynは、このキャンセル料の請求業務にまつわる課題を解決するため、キャンセル料請求の自動化ツール「Payn」を提供しています。

負担がかかっている業務があると生産性に大きな影響が及びます。そのためクラウドサービスなどを導入し、負担を軽減することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Payn キャンセル キャンセルポリシー キャンセル料 デジタル化 ペイン ホテル レストラン 株式会社 請求 請求業務 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

大豆等穀物の植物工場からプラントベースドフード加工までを垂直統合で展開する「ディッシュウィル」が資金調達
2023年4月17日、株式会社ディッシュウィルは、資金調達を実施したことを発表しました。 大豆等穀物を生産する植物工場から、プラントベースドフード加工までを垂直統合で展開しています。 植物工場から食品…
アプリ完結型従量課金フィットネスクラブ「PocketFitness」運営の「NATURE FITNESS」が資金調達
2022年4月20日、株式会社NATURE FITNESSは、資金調達を実施したことを発表しました。 NATURE FITNESSは、アプリ完結型従量課金フィットネスクラブ「PocketFitness…
Slack用同時翻訳チャット・ボット「Kiara」提供の「ジェニオ」が6,000万円調達
2020年8月18日、株式会社ジェニオは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グループ・チャット・ツール「Slack」の提携アプリ「Kiara(キアラ)」を提供しています。 「…
チャーター船予約プラットフォーム運営の「Portl」が資金調達 正式版も併せてリリース
2020年9月21日、株式会社Portlは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Portl(ポートル)」の正式版を9月20日にリリースしたことも併せて発表しました。 「Portl」は、船を…
運送企業向け業務支援SaaSや車両売買プラットフォームを提供する「Azoop」が13.8億円調達
2022年6月9日、株式会社Azoopは、総額13億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Azoopは、「トラッカーズ」というサービスブランドで、運送企業向け業務支援SaaS「トラッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集