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2022年9月30日「ラブレター」が3,000万円調達 応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリース

2022年9月28日、株式会社ラブレターは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリースしたことも併せて発表しています。
「推しダム」は、応援広告を出したいファン(広告主)が広告枠を検索し、媒体社・広告代理店に問い合わせられる個人広告マッチングプラットフォームです。
媒体社・広告代理店は「推しダム」を導入することで新規顧客を開拓できます。
今回の資金は、「推しダム」の開発、マーケティングの強化などに充当する予定です。
ラブレターはほかに、応援広告の出稿や企業コラボなどの推し活コンサルティング事業を展開しています。
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応援広告とは、アイドルやアーティストを応援するため、個人が出稿する広告のことです。
発祥は韓国であり、ファンがアイドルなどの誕生日を祝うセンイル(誕生日)広告から応援広告という文化が広がっていきました。
有志のファンの集まり(ファンダム)が出稿するという形をとることが一般的のようです。
応援広告を出稿するには、個人広告を取り扱う広告代理店や媒体社に申し込む必要があります。
以前は応援広告の認知度が低かったことから取り扱う代理店が少なかったのですが、応援広告の実績が増加したことで、個人広告を許可していなかった鉄道会社でも許可をする例も増えています。
応援広告を出稿するまではいくつかの手順を踏む必要がありますが、ラブレターは応援広告の出稿を効率化するため「推しダム」をリリースしています。
以前からもアイドル・アーティストを熱心に応援するファンは大勢存在していましたが、2021年には「推し活」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、推しを応援するという行為の社会的認知度も向上しており、今後応援広告もさらにさまざまな場所で見かけるようになっていくと考えられます。
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