注目のスタートアップ

「ラブレター」が3,000万円調達 応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリース

company

2022年9月28日、株式会社ラブレターは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリースしたことも併せて発表しています。

「推しダム」は、応援広告を出したいファン(広告主)が広告枠を検索し、媒体社・広告代理店に問い合わせられる個人広告マッチングプラットフォームです。

媒体社・広告代理店は「推しダム」を導入することで新規顧客を開拓できます。

今回の資金は、「推しダム」の開発、マーケティングの強化などに充当する予定です。

ラブレターはほかに、応援広告の出稿や企業コラボなどの推し活コンサルティング事業を展開しています。

応援広告とは、アイドルやアーティストを応援するため、個人が出稿する広告のことです。

発祥は韓国であり、ファンがアイドルなどの誕生日を祝うセンイル(誕生日)広告から応援広告という文化が広がっていきました。

有志のファンの集まり(ファンダム)が出稿するという形をとることが一般的のようです。

応援広告を出稿するには、個人広告を取り扱う広告代理店や媒体社に申し込む必要があります。

以前は応援広告の認知度が低かったことから取り扱う代理店が少なかったのですが、応援広告の実績が増加したことで、個人広告を許可していなかった鉄道会社でも許可をする例も増えています。

応援広告を出稿するまではいくつかの手順を踏む必要がありますが、ラブレターは応援広告の出稿を効率化するため「推しダム」をリリースしています。

以前からもアイドル・アーティストを熱心に応援するファンは大勢存在していましたが、2021年には「推し活」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、推しを応援するという行為の社会的認知度も向上しており、今後応援広告もさらにさまざまな場所で見かけるようになっていくと考えられます。

PR・マーケティングは、サービスやビジネスの成長のために重要な要素です。一方で創業期はコストの面などから、高額な広告を打つことはできないでしょう。そのため、SNSを活用したPR・マーケティングなど、低コストから行えるものからはじめることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ プラットフォーム マーケティング マッチング ラブレター 個人広告 媒体社 広告 広告代理店 応援 応援広告 推しダム 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

タクシー配車システムと配車センター委託事業展開の「電脳交通」が5億円調達
2020年10月8日、株式会社電脳交通は、総額5億円の資金調達を発表しました。 タクシー事業者向けに、クラウド型配車システムと配車センター・サービスを提供しています。 従来の配車(無線)システムは高額…
「トランスコスモス」がAIにより文書のデータ化を自動化するAI OCR「SmartRead」などを提供する「Cogent Labs」と資本業務提携
2023年5月15日、トランスコスモス株式会社は、株式会社Cogent Labsと、資本・業務提携を締結したことを発表しました。 Cogent Labsは、AIにより文書のデータ化を自動化するAI O…
独自冷凍技術により地域のパン屋さんと消費者をつなぐ「パンフォーユー」が資金調達
2021年2月8日、株式会社パンフォーユーは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社ギフティとは、資本業務提携契約を締結しています。 パンフォーユーは独自開発の冷凍技術を活用し、個人向…
関西電力が設立した新会社の「Yaala」 育児休業を活用した産後家族向け滞在サービス事業を開始
2022年6月6日、Yaala株式会社は、子育て支援事業を開始したことを発表しました。 Yaalaは、関西電力グループの事業領域拡大などを目的とした「かんでん起業チャレンジ制度」(社内ベンチャー制度)…
小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を開発する「インターステラテクノロジズ」が8億円調達
2024年10月24日、インターステラテクノロジズ株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズEラウンドとして総額約39億円の資金調達を完了しました。また、補助…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集