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光を利用した治療技術の実用化を目指す「イルミメディカル」が3.4億円調達

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2025年10月20日、イルミメディカル株式会社は、総額3億4000万円の資金調達を発表しました。

イルミメディカルは、血管内から光を照射する独自技術「ET-BLIT」をコアに、がん・神経疾患などの難治性疾患に対する新たな治療アプローチを開発しています。

今回調達した資金は、製品開発の推進、開発品の量産工場への製造移管、グローバル対応での薬事・保険戦略の実行、治療・診断パイプラインの拡充、中核人材の確保と組織体制の強化に活用します。


光を利用した治療法のなかで、NIR‑PIT(近赤外光線免疫療法、光免疫療法)は副作用が少ないがん治療として注目を集めています。NIR‑PITは、がん細胞に過剰発現する特定タンパク質に結合する薬剤を投与し、近赤外線を照射して薬剤を選択的に活性化させることでがん細胞を破壊します。一方で、光照射の届く深さには限界があり、治療適用範囲の拡大が課題となっています。

同様にPDT(光線力学療法)は、がんに集積する光感受性物質とレーザー照射による光化学反応を利用する局所治療ですが、深部照射の制約は共通の問題です。

イルミメディカルは、血管経由で組織内部に光を届けるデバイスの実用化を通じて、こうした深達度の制約を克服し、光治療が適用できる疾患領域を広げることを目指しています。

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