SaaS型シフト管理サービス「Sync Up」と勤怠管理システム「KING OF TIME」がAPIによるサービス連携を開始

tips

2022年3月17日、パーソルイノベーション株式会社は、運営する「Sync Up(シンクアップ)」と、株式会社ヒューマンテクノロジーズの「KING OF TIME」のAPIによるサービス連携を開始したことを発表しました。

「Sync Up」は、パーソルイノベーションが運営する、SaaS型シフト管理サービスです。

「KING OF TIME」は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが運営する、クラウド型勤怠管理システムです。

今回のAPI連携により、「Sync Up」で作成された勤務予定シフトが「KING OF TIME」に連携可能となります。クラウドで予定を連携することで、出勤日数や遅刻・欠勤・残業・早退の集計などの月次集計が可能となります。

シフト制は、飲食店、コンビニ、病院などサービス関連のビジネスで採用されることが多い勤務形態です。繁忙期と閑散期のあるビジネスでは従業員の勤務時間を調整する必要があるため、シフト制が採用されています。

シフト制の大きな課題は、シフト管理に大きな労力がかかることです。特にシフト作成に時間がかかること、公平な作成が困難であること、従業員のスキルを把握しなくてはならないことなどが問題になりがちです。

この課題を解決するのがシフト管理システムです。近年はAIによってシフト作成を自動化するものなど便利な昨日を搭載するものが注目を集めています。「Sync Up」は、OB/OGにヘルプや出戻りを促す機能、フリーシフト機能、アプリ内からヘルプの募集をかけられる機能など、様々な機能を搭載していることが特徴的です。

また、シフト管理システムは勤怠管理システムとの連携のシナジーが大きいこと知られています。連携によってもっとも大きな効果を発揮するのが予実管理です。打刻データとシフト計画が連携することにより、打刻のエラーの早期発見・データ修正が行えるようになりますし、月の途中でも予定データと実績データを分析することで、月末時点での予想人件費や予測人時売上高などを把握することができます。

働きやすい環境を整備し人材の能力を最大限に引き出すことは、企業の成長のためにも重要です。環境構築のためには最新のシステムを導入するのがよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ API KING OF TIME SaaS Sync Up クラウド シフト管理 シンクアップ パーソルイノベーション ヒューマンテクノロジーズ 勤怠管理 連携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ストックオプションの発行・管理支援SaaS「Kachiluストックオプション」を運営する「BizDB」が3600万円調達
2025年3月10日、株式会社BizDBは、総額3600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、弁護士・会計士・司法書士・社労士を含む27名の士業です。 BizDBは、ストックオプショ…
「Skyland Ventures」が人材紹介ビジネスに特化したクラウド求人データベース「agent bank」などを展開する「ROXX」の資金調達ラウンドに参加
2023年2月16日、スカイランドベンチャーズ株式会社は、株式会社ROXXの資金調達ラウンドに参加し、追加投資を実施したことを発表しました。 ROXXは、人材紹介ビジネスに特化したクラウド求人データベ…
法人向けカーボンオフセットAPI開発の「Sustineri」が5,000万円調達
2021年10月20日、Sustineri株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業にサプライチェーン全体の知識がなくても、手軽にカーボンニュートラルにすることができるク…
マーケティングSaaS「MicoCloud」を提供する「Micoworks」が6億円調達
2022年9月30日、Micoworks株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年2月9日に約12億円の資金調達を発表しています。 LINE公式アカウント立ち…
「日本政策金融公庫(国民生活事業本部)」と「中小企業基盤整備機構」が業務連携
2020年2月7日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、株式会社日本政策金融公庫国民生活事業本部と、業務連携に関する合意書を締結したことを発表しました。 この連携は、中小企業・小規模事業者に係る重要な…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集