「スカリー」が企業向け動画制作サービス「ネイティブドラマ」プロジェクトをスタート

tips

2022年1月28日、スカリー株式会社は、「ネイティブドラマ」プロジェクトを開始したことを発表しました。

「ネイティブドラマ」は、企業のリアルなエピソードを、有名人・プロの役者・クリエイターがノンフィクションドラマとして再現するプロジェクトです。

創業当時の出来事や、商品開発エピソード、理念・想いなどをノンフィクションドラマとして形にすることができます。

制作されたドラマは、コーポレートサイトや公式SNSなど様々なところに掲載することができます。

スカリーは他に、有名人を起用した、ブランディング、商品・サービス訴求、地域活性化のサポートを行うサービス「47キャスティングパートナーズ」を展開しています。

動画コンテンツは、テキストの約5,000倍の情報量があるとされています。たとえば1分間の動画は180万文字に匹敵するため、情報発信において非常に有効です。

また、スマートフォン・動画プラットフォーム・SNSの普及によって、消費者は動画コンテンツに触れる機会が多くなっています。

そのため企業では動画広告を打つことが増えていますが、動画広告はPR色が強く押しつけがましいものとして嫌がられてしまうこともあります。

とはいえ近年は多くの市場が成熟期にあるため、プロダクト自体での差別化が難しくなっており、マーケティングの重要性が相対的に高まっています。

そのため商品のPRや広告ではない手段でのマーケティングが求められており、そこで注目されているのが企業ブランディング(コーポレートブランディング)です。

ブランディングとは、商品のサービスの認知度を上げたり、デザインを統一したりすることで、その商品の市場での存在感を印象づけるような施策を思い浮かべるかもしれません。

一方で企業ブランディングとは、企業全体としてのメッセージを発信し、企業そのものの価値・イメージを高めていくための取り組みを指します。

企業ブランディングでは様々な施策が考えられますが、そのひとつとして注目されているのがストーリーテリングです。

ストーリーテリングとは、企業の理念・想いなどのメッセージを、“物語”を“語る”ことによって示す手法です。

物語は人間の記憶・印象に残りやすく、また優れた物語は多くの人びとの共感を呼びます。

そのため企業ブランディングにおいてストーリーテリングは効果的な手法と考えられており、「ネイティブドラマ」のようなサービスが登場しているのです。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるWebを活用したPRノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ 47キャスティングパートナーズ クリエイター スカリー ストーリー ストーリー・テリング ネイティブドラマ ブランディング プロジェクト 制作 動画 動画制作 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

児童福祉現場向け伴走型業務支援サービス「AiCANサービス」などを提供する「AiCAN」が7,000万円調達
2023年5月31日、株式会社AiCANは、7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ANRI株式会社です。 AiCANは、児童福祉現場向け伴走型業務支援サービス「AiCANサ…
AIによる運用計画の自動最適化ソリューション「Optium」を提供する「ALGO ARTIS」が6.9億円調達
2023年9月6日、株式会社ALGO ARTISは、総額約6億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ALGO ARTISは、AIによる運用計画の自動最適化ソリューション「Optium…
製造業向けスキルマネジメントシステムを提供する「Skillnote」が4.1億円調達
2023年6月21日、株式会社Skillnoteは、総額約4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、富士通株式会社と業務提携の検討を行うことに合意したこと、富士通は富士通ベンチ…
メディア・プラットフォームの「note」がECプラットフォームの「BASE」と資本業務提携
2021年1月12日、note株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、BASE株式会社と資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。 noteは、メディア・プラットフォーム「…
「ジャフコグループ」がプラスチック製品製造会社の「協和」に資本参加
2022年7月22日、ジャフコグループ株式会社は、協和株式会社に対し戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。 協和は、1953年に設立されたプラスチック製品製造会社です。 金型設計から射…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集