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2021年9月21日波力発電の実現に取り組む「音力発電」が1.25億円調達
2021年9月17日、株式会社音力発電は、総額1億2,580万円の資金調達を実施したことを発表しました。
海の波を利用して発電する仕組みである波力発電の実現に取り組んでいます。
海上への設置が簡単で耐久性もある発電装置を開発し、2018年に第1号試作機を完成させています。
音力発電の開発する循環型波力揚水発電技術は、波力発電における3大課題(海洋生物対策(コスト)、台風等高波対策(安全性)、漁業との兼ね合い)を一度に解決することを目指しています。
NEDO事業「2019年度新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(フェーズA(実行可能性調査))に採択されています。今回、フェーズC(実用化研究開発)への事業継続が採択されました。
クリーンな再生可能エネルギーは、持続可能社会の実現のために必要不可欠です。
再生可能エネルギーでは太陽光や風力などがメジャーな発電方法ですが、波の運動エネルギーを利用して発電する波力発電が注目を集めています。
波の運動エネルギーは風力よりも強い力であるため、面積あたりの発電効率が優れており、太陽エネルギーの約20~30倍、風力発電の約5倍ともいわれています。
しかし波の運動は行ったり来たりをくり返す直線的なものであり、発電するための回転運動に変換するために大掛かりな装置・施設が必要となり、発電の際の損失が大きくなってしまうことや、装置・設備のコストがかかることが課題となっています。
また波力発電施設は海流の流れが活発な場所に作ることが望ましいため、漁業とバッティングしてしまうことも課題となっています。
そのため波力発電の実現のためには、小規模かつ高効率な装置・施設の実現が必要となっています。
起業ではオフィス、電気、インターネットなど様々な契約が必要となります。なるべくコストを抑えたいと考えるのが起業家です。しかし、環境・社会・ガバナンスに関するサスティナブルな取組みを行っている企業に投資するESG投資が注目されていることもあり、コストだけではなく中長期的な面を考慮するのもよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、オフィス契約の際の注意点などについて詳しく解説しています。
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関連タグ | SDGs 再生可能エネルギー 循環型波力揚水発電技術 株式会社 波力発電 発電 自然エネルギー 装置 資金調達 開発 電気 音力発電 |
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