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国産食用コオロギの量産化を目指す「グリラス」が2.3億円調達

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2020年12月23日、株式会社グリラスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

昆虫研究をリードする徳島大学の知見を基礎として、2019年5月に設立されました。

動物性タンパク源として省エネ・低コストで生産できるコオロギの実用化・量産化をめざして研究開発を行っています。

具体的には、食用コオロギパウダー「Gryllus POWDER」や、飼育管理サービスの提案、工場から廃棄される残渣や廃熱を利用してコオロギ飼育を行う循環エコシステムの提案、加工食品開発・販売を展開しています。

世界的な人口の増加により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予想されています。

昆虫は1キロのタンパク質を生産するのに必要な餌の量が主となる家畜と比べて圧倒的に少なく、温室効果ガスの排出などの環境負荷も低いため、代替タンパク質として昆虫食が考えられています。

特にコオロギは食味がよいことや、育てやすいこと、栄養価が高いことなどを理由に世界各地で研究されています。

研究開発系のビジネスにとって資金はとても重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Gryllus POWDER グリラス コオロギ タンパク質危機 実用化 昆虫食 株式会社 生産 資金調達 量産 食糧危機
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