家族の写真保管アプリ「DEKIGOTO」でアナログ写真やSDデータなどをデータ化・保管するサービスが開始

tips

2020年10月27日、株式会社DEKIGOTOは、「EFIL」内の新サービス「EFILデータサービス」を開始したことを発表しました。

「EFIL」は、家族の写真を1カ所に保管し共有することができるアプリです。クラウドに保管した写真を確認できるほか、写真を共有したりコメントができる家族専用SNS機能、写真をプリントしアルバムを作成する機能も提供しています。

「EFILデータサービス」は、スマートフォンで撮った写真だけではなく、アルバムや、SDカードやUSBなどのデータ、ネガフィルム、紙焼き写真など、アナログの写真を箱に詰めて送るだけで、データ化して「EFIL」内に保管するサービスです。

手軽に写真を撮ることができるスマートフォンの普及により、カラーフィルムの需要は大きく減少し、ほとんど市場が喪失したと言っても過言ではない状況となりました。

とはいえ、家にはまだ紙焼きの写真や、アルバム、ネガフィルムなどが眠っているという人は多く、アナログ写真の喪失を防ぐため、データ化してくれるスキャン・サービスなどが需要を獲得しています。

しかしデータ化した写真は、スマートフォンの中に保存されたままであったり、クラウドに保存していても、家族との共有がされておらず、将来的な喪失が不安としてあります。

日本フォトイメージング協会の調査によると、2019年度のフォトブック市場は順調に拡大しており、写真をプリントして手元に置いておきたいというニーズがあることがわかります。

写真は個人・家族にとって大切な思い出です。思い出を忘れないためにも、アナログ・デジタル双方の写真データを保管・共有するという意識の醸成を図ることができれば、クラウド保管サービスやプリント・サービスは大きく市場の拡大を見込めるでしょう。

企業においても活用できるのに眠っているデータというものがあります。それは名刺です。「冊子版創業手帳」では、名刺管理サービスの選び方について詳しく解説しています。名刺を管理することで、マーケティングや顧客管理にも活用することができます。自社に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。

カテゴリ トレンド
関連タグ DEKIGOTO EFIL アナログ アプリ クラウド スキャン データ 保管 共有 写真 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

カーボンクレジットを活用した脱炭素×マーケティングを支援する「ExRoad」が5,000万円調達
2023年7月20日、株式会社ExRoadは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ExRoadは、カーボンクレジットを活用した脱炭素×マーケティングを支援するため、カーボンクレ…
日本円ステーブルコインを取り扱う「JPYC」が資金調達
2024年2月13日、JPYC株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 JPYCは、日本円ステーブルコイン「JPYC」を開発・運営しています。 「JPYC」は、資金決済法に準拠し、第三者型前…
スマートゴミ箱「SmaGO」を手がける「フォーステック」と「BIPROGY」が業務提携 BIPROGYグループの「Emellience Partners」から資金調達
2023年7月12日、株式会社フォーステックは、BIPROGY株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 また、それに先立ち、BIPROGYグループのEmellience Partners株…
「サムライインキュベート」がイスラエルのEC事業者向けリスク分析SaaSを提供する「Fugu」に出資
2021年4月23日、株式会社サムライインキュベートは、Fugu Risk Ltd.(本社:イスラエル・テルアビブ、CEO:Amir Meir Sadras)に出資・成長支援することを決定したことを発…
小型SAR(合成開口レーダー)衛星開発・運用の「QPS研究所」が10.5億円調達
2022年2月8日、株式会社QPS研究所は、総額約10億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また2021年12月9日には、総額38億5,000万円の資金調達を発表しています。 QP…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集