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お買い物支援コンシェルジュの「スマートショッピング」が3億円調達

2019年9月3日、株式会社スマートショッピングは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

お買い物支援コンシェルジュ・サービス「スマートショッピング」や、在庫管理・発注自動化IoTソリューション「スマートマット」を展開しています。

「スマートショッピング」は、主要ネット通販サイトでの送料を含めた価格比較や、ユーザーの商品選びなどを支援するコンテンツを提供しています。

株式会社スマートショッピング執行役員 CFO 内田 裕人氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社スマートショッピング執行役員 CFO 内田 裕人氏よりコメントが届きました!

内田 裕人株式会社スマートショッピング執行役員 CFO

京都大学大学院情報学研究科卒業。卒業後、株式会社JPモルガン証券にて入社以来一貫して本邦証券会社(特に大手5大証券中心)を担当し、金融商品の提案・販売を行っていた。金利・為替を中心としたデリバティブを組み込んだ仕組債の組成、ヘッジスワップの提供、ブラジルレアル、トルコリラなどのエマージングマーケットにおける債券の組成などの業務に従事。2018年7月より、株式会社スマートショッピングにて経営管理本部管掌として、CFOの仕事を拝命している。

ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

内田:通販支援サービスに関しては、共同創業者の一人である林がアマゾン出身でEC周りに明るくかつ課題を持っていたことに加え、もう一人の志賀がサイバーエージェント出身でメディア周りに明るくマネタイズ方法に見識が深かったため、人々の日々の面倒を解決する日用品のEC価格比較メディア(通販支援サービス)「スマートショッピング」を開始しました。「スマートマット」は、通販支援サービスを展開していく中で、期間を定めた定期的購入ではなく、なくなった時に自動的に購入する「ゼロクリック」を実現したいという想いの中で誕生したサービス。テストマーケティングにより、法人向けの在庫ソリューションに勝機を見出し、2018年10月にサービス化し、事業展開を開始しました。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

内田:社内外共に信頼感の向上を強く感じています。お客様からのポジティブな反応に加えて、採用面での反響は大きかったです。具体的にはWantedlyなどの採用媒体経由でわずか3日で10件以上の応募があり、社内ではより一層事業に集中できる環境と共に団結力が強くなったと感じられています。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

内田:BtoC向け通販支援サービスでは、アプリ化等を含めたECプラットフォーム確立に向けた機能を強化し、買い物弱者含めて全ユーザーが労働に近い買い物から開放される将来を実現。
BtoB向けスマートマットにおいては、全シーンで使えるような新ハード(SIM付き、一体型)の投入と海外展開を予定しています。誰も保持しない消費履歴データを使った分析・学習も充実させるほか、人手不足の解消、働き方改革にも貢献していきます。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ コンシェルジュ スマートショッピング ネット通販 価格比較 在庫管理 資金調達
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