“100均”空き家物件を網羅・紹介する「空き家ゲートウェイ」が開設

YADOKARI株式会社は、株式会社あきやカンパニーと連携し、「空き家ゲートウェイ」を2019年7月1日に新たに開設したことを発表しました。

「空き家ゲートウェイ」は、日本中の空き家を網羅する100均物件マッチング・サイトです。

100均物件とは、“100円物件”と、“100万円物件”のことです。

日本中のこの物件を網羅・紹介し、活用したい人からの問い合わせを受けつけます。

また、所有している空き家が100均物件で「空き家ゲートウェイ」に掲載可能化を判断する、物件査定ページ「カンタンゲートウェイ」も用意されています。

YADOKARIは、世界中のタイニー・ハウスやモバイル・ハウスのメディア運営や、動産活用による遊休地や暫定地の企画・開発を展開しています。

あきやカンパニーは、空き家の魅力と可能性を引き出し、空き家を全ての人が楽しめるプラットフォーム「カリアゲJAPAN」を運営しています。

築30年以上の空き家を借主負担で改修し、借主が6年間運用する「カリアゲ」や、空き家活用マガジン「カリアゲタ」などを展開しています。

カリアゲというキャッチーなネーミング。価格帯を絞ったのは面白い試みです。マッチングモデルは、物件とユーザー両方上げないといけないためどれだけ、スケールさせないといけないが、楽しげな雰囲気と新しい試みでどこまで事業を伸ばせるか今後が楽しみなニュースです。

YADOKARI株式会社 川口 直人氏のコメント

今回のニュースにつきまして、YADOKARI株式会社 統括マネージャーの川口 直人氏よりコメントが届きました!

川口 直人
1996年生まれ。長野県長野市出身。2018年5月より「Tinys Yokohama Hinodecho」にジョイン。日本初の高架下タイニーハウスホステル「Tinys Hostel」の統括を担当していたが、2019年1月よりTinys Yokohama Hinodechoの統括マネージャーに就任。ホステル部門では未来の宿泊の形を模索しながら、「その日をその街で暮らす」ホテルを目指し、日々奮闘中。
TinysYokohama Hinodechoがある、日ノ出町・黄金町のまちづくりに関わっており、地域の活性化に向け、まちのコミュニティを繋ぎ役として活動中。2019年7月より「空き家ゲートウェイ」のプロジェクトマネージャーとなる。
ー新サービスを始めた経緯について教えてください

川口:サイト開設の背景として、「もう使い物にならないと諦めている」、「売りたいが値がつかないので不動産会社が扱ってくれない」、「そもそも使い道を誰に相談したら良いかわからない」など、YADOKARIへの問い合わせが日に日に増えていること、少子高齢化や地方における人口減少などの社会的要因により、空き家数の増加が社会問題(2030年に2000万戸まで増え続けると言われている)になっていることの一助になれればという想いがあります。

 平成25年におこなわれ、平成31年に発表された「平成30年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)では、空き家数は846万戸で全国の住戸の13.6%を占め、過去最高となり、2030年には約2000万戸にまで及ぶと言われています。

 YADOKARIはそんな空き家の可能性に目を向け、「誰か」との「出会い」を提供し、空き家を楽しく、ワクワクする存在へと変えていくためのプラットフォームを提供して参ります。

ー今回のサービスリリースについて、どのような反響がありましたか?

川口:テレビ・雑誌の取材依頼も多く、フジテレビのとくダネ!様に放映していただいたこともあり、

本日までで、100均(100円、100万円)物件の掲載希望に関して100件以上、
現状掲載済みの物件情報(北軽井沢物件、宮城物件合わせて)へは200件以上のお問い合わせをいただいております。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください

川口:基本的には、マネタイズをそこまで重要視しておりませんが、100均物件掲載を増やし、マッチング実績を増やすこと、そのために個人売買に対するわかりやすいフロー・説明ページ作成、司法書士紹介、産廃清掃業者紹介等を行っていく予定でおります。

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