会社で利用したいサブスクリプションサービスの種類【経営者必見】

創業手帳

サブスクリプションでビジネスを効率化!設備導入も情報収集も定額サービスでコストダウン

サブスクリプションサービスは、近年話題になっているサービス方式のひとつです。サービスの範囲は広く、自動車、家電、家具、さまざまなジャンルでサブスクリプション方式を打ち出しています。
今回は、そんなサブスクリプションサービスをジャンルごとに分けて、企業やフリーランスなどに関わらず仕事で利用できるものを紹介します。
どんなシーンで活用できるか、具体的な使用方法や料金も確認していきます。

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サブスクリプションサービスとは


サブスクリプションサービスとは、サービスや商品を一定の利用料で販売、提供する定額制サービスのことを言います。この販売方式は、特に新しいものではありません。これまでも私たちの身の回りにあった新聞の購読料やサプリメントの定期購入、コピー機リースなどもサブスクリプションにあたります。

このように販売方式自体は珍しいものではありませんが、近年「サブスク」の名で注目を集め、サービス内容のバリエーションが増えてきました。また、ビジネスへの導入でもいくつかのメリットに目を付け、積極的に利用する事業者が増えています。

導入コストを抑えられる

サブスクリプションサービスをビジネス利用することの利点は、導入コストを抑えて、初期費用を削減できる点です。
創業時は、設備費用やオフィス契約費用などのまとまった資金が必要となり、利益に影響してしまうことが多いです。

しかし、サブスクリプションであれば、初期の設備費用を抑えることができます。家具やオフィス機器をサブスクに変えるだけで、購入費用より大幅に低い定額料金のみで利用できます。
また、多くのサブスクでは「新品を使うことができる」、「一定期間後の交換は追加料金無料」といったサービスをしており、購入と同じくらいかそれ以上の利点があります。

資産を増やさず経費で設備導入できる

法人がサブスクリプションを利用すると、資産を増やさず、経費として設備導入ができます。事業で高額な自動車や家具、家電・OA機器を購入すると、一定以上の金額の物品は資産計上の必要が出て、購入した年度で償却し切ることができません。

しかし、定額でのレンタル利用が可能なサブスクリプションであれば、すべての費用を経費計上でき、その年度の節税効果を高めることもできます。また、モノを自分(自社)のものにしないため、乗り換えや交換も気軽にしやすいです。

ビジネスで使いたい自動車サブスクリプション

ビジネスで営業車の利用がある場合に、積極的に利用したいのが、自動車サブスクリプションです。自動車のサブスクリプションも、カーリースやカーシェアリングなど、以前から同じようなサービスはありました。カーリース自体は自動車サブスクの一ジャンルと捉えられます。

自動車サブスクでは、普通のカーリースだと乗れない車種があったり、パッケージプランがシンプルで分かりやすかったりと魅力があります。任意保険や整備費用も追加料金がかからないことが多いようです。また、カーシェアリングのように他の人とシェアしないため、使い勝手が良くなるでしょう。

では、代表的な自動車のサブスクリプションサービスを紹介します。

KINTO ONE

KINTO公式サイトより

トヨタ系の自動車サブスクです。月々一定のコミコミ価格でトヨタとレクサスの新車を利用できます。価格の目安としては、コンパクトカーで月額3万円台~となっています。ちなみにプリウスでも月額5万円~です。契約期間は3・5・7年があります。

メーカーのライセンスを持ったプロの正規メンテナンス、最新安全装備の新車への乗り換え、正規販売店でのサポート、安全でエコな運転でたまるポイントサービスが特徴です。月額利用料には、オプション代金、登録諸費用、自動車税種別割、重量税、自賠責保険料、任意保険料、メンテナンス費用が含まれます。また、個人契約のみ、月額利用料+ボーナス併用払いの設定が可能です。

スマボ

VOLVO公式サイトより

スマボは、「スマートにボルボに乗れる」という意味のボルボのサブスクリプションサービスです。スマホのように気軽に乗り換えができるという意味も込められています。毎月定額で、最新のボルボに乗ることができ、ファンにも魅力的なサービスです。契約方法は、3年契約2年しばりと5年契約3年しばりがあり、3年契約では月額8万円台~、5年契約では6万円台~です。

諸費用、自動車税、メンテナンス費用はコミコミで、保証やドライブレコーダーもセットになります。また、ボルボの交通傷害保険付きです。任意保険は含まれていません。

Honda マンスリーオーナー

HONDA公式サイトより

ホンダ車に乗れるサブスクリプションサービスです。Honda マンスリーオーナーは、名前の通り最短1カ月から利用できる月極定額サービスで、1カ月単位で気軽に使えます。軽自動車からSUV、福祉車両まで、幅広い車種を利用できます。月額費用は29,800円~です。保険料、メンテナンス費用、自動車税などの税金は利用料金に含まれます。

ただし、Honda マンスリーオーナーで利用できるのは中古車のみ、利用できるエリアもやや狭くなっています。また、中古車ですが、事前の現車確認はできません。

自動車サブスク3社の比較表

サービス カント スマボ Honda マンスリーオーナー
車種 トヨタ・レクサス ボルボ Honda
契約期間 3・5・7年 3・5年 1ヵ月以上最大11ヵ月間、1ヵ月単位
走行距離 3年:54,000キロ、5年:90,000キロ、7年:126,000キロ 月間走行距離が750キロ(年9,000キロ) 利用月数×1,000km
中途解約 中途解約金は残利用料+追加精算金 契約期限前に解約する場合は違約金(清算金)が発生 ひと月単位での契約更新で、解約金はなし
特徴 月額料金に任意保険 中古1年プランもある 最短1ヵ月で乗り換え・返却

ビジネスで使いたい家電系サブスクリプション


オフィスを持つためには電化製品やOA機器も必要です。家電系サブスクリプションサービスを利用すると、電化製品も月額利用料のみで揃えることができます。家電系サブスクは学生の一人暮らしや単身赴任などのプライベート利用も多いのですが、リースのような事業用でのサブスクも以前から盛んです。オフィス用アイテムに特化したサービスもあります。

レンタルとは異なり、期間を決めずに毎月更新できることが多く、契約期間中に他の製品に交換できるサービスもあり、利便性の高さが魅力です。また、家電サブスクは品数に応じて料金が決まり、中にはスマホ1つから借りられるサービスもあります。

CLAS(クラス)

CLAS公式サイトより

CLAS(クラス)は、家具や家電がレンタルできるサブスクリプションサービスです。扱う商品のバリエーションが豊富で、家電製品としては、家庭用白物家電やPC周辺機器、空調関係など、オフィスで使えるアイテムも揃っています。また、オフィスづくりのサービスとして法人向けのページもあり、カスタムプランもあります。

価格の目安は、PCディスプレイ1,000円台~、インクジェットプリンター2,000円台~となっています。一点ごとに利用することも可能ですが、ビジネス利用の場合には、カスタムプランの利用も便利です。

Rentio

Rentio公式サイトより

Rentioは、家電やカメラのサブスクリプションサービスです。2,396種類の家電・カメラから自由に選択し、オフィス設備の充実からフリーランスの自宅作業の利便性まで活用することができます。レンタルされる商品は、すべて動作確認とクリーニング済みで、無料の保証プランも付いています。(不注意による故障でも負担金は最大2千円まで)また、借りたアイテムが気に入ったら、そのまま購入することも可能です。

利用プランはお試し利用と月額プランがあります。価格目安は、PCモニターディスプレイ月額1,000円台~、ノートパソコン3,000円台~、インクジェットプリンタ複合機2,000円台~です。それぞれのアイテムごとに最低レンタル期間が決まっているものもあります。

GooPass

GooPass公式サイトより

GooPassは、月額料金でカメラ機材が利用できるサブスクリプションサービスです。カメラ本体、交換レンズ、ドローンなどのアイテムがそろっています。

月額料金制で、ランクごとに料金が分かれており、月額5,800円~利用可能です。他の機材がほしくなったら、いつでも返却・新しい機材との交換が可能で、返送機材の検品後速やかに発送されます。

家電系サブスク3社の比較表

CLAS Rentio GooPass
取り扱い商品 家具や家電がレンタル 家電・カメラレンタル カメラ機材レンタル
最低レンタル期間 3ヶ月 1泊2日~(アイテムによる) 1カ月~
注文から到着 最短5日 最短翌日の指定の日時 注文日の当日または翌営業日
補償 通常使用での汚れや傷は無償、故意の破損などは最大6カ月のレンタル料 過失のない故障は無償、不注意による故障は最大2,000円の負担 過失のない故障は無償、不注意による故障は最大2,000円の負担(商品ランクにより最大5000円の場合も)

ビジネスで使いたい家具系サブスクリプション


家具もオフィスでは必要不可欠なものです。サブスクリプションサービスでオフィス家具を導入することで、よりリーズナブルにオフィスを開設できます。サブスクリプションサービスの中には、トータルコーディネートしてくれるサービスもあり、ファッショナブルなオフィスを目指したい場合にも安心です。

オフィスのほか、お店の受付カウンターや飲食店のテーブルセットも利用できます。また、家具サブスクリプションサービスでは、上記で紹介したCLASのように家具と家電の両方を取り扱うものも多く、一つのサービスへの登録で複数ジャンルを揃えやすくなっています。

subsclife(サブスクライフ)

subsclife公式サイトより

オフィス家具をコーディネートし、月額貸し出しするサブスクリプションサービスです。オフィス家具としては大手のコクヨ製品を取り扱い、無料でのコーディネート提案も行います。新品デザイン家具を1点から利用でき、商品定価以上の料金は一切ありません。

サービスを利用したい場合には、まずはコーディネートの提案を受けることから始めましょう。

airRoom

airRoom公式サイトより

北欧家具といった、おしゃれなレンタル家具・インテリアを扱うサブスクリプションサービスです。プライベート利用がメインの印象ですが、デスクやシェルフなど、オフィス利用が可能なアイテムもあります。

価格目安はアンティークデスク月額3,000円台~、ブックシェルフ1,000円台~です。2020年6月時点で利用できるエリアは、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県となっています。

Kagg(カグ)レンタル

Kaggレンタル公式サイトより

Kagg(カグ)レンタルは、オフィス用のチェアを扱うサブスクリプションサービスです。レンタル可能な商品は原則4点まで、一点からでも利用できます。レンタル中の買取はもちろん、レンタルを2年間継続した場合は、その商品を無償で譲り受けることができます。

利用できるエリアは、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で、月額990円~利用できます。同じくオフィス家具全般を扱う通販も行っており、今後はチェア以外の商品の取り扱いも増えていくことが予想されます。

家具系サブスク3社の比較表

subsclife airRoom Kagg(カグ)レンタル
取り扱い商品 400ブランド 10万種以上/家電、アウトドアも取り扱い 家具・インテリア 家具・インテリア
最低レンタル期間 3ヵ月~ 3ヵ月~ 3ヵ月~
注文から到着 納期は1週間〜2ヶ月程度 最短営業日から配送日の指定が可能 数週間〜1ヶ月以上
補償 災害・取扱い不注意による破損も補償 不注意に起因する場合は、修繕費用を請求 故障・不具合の起きた商品は無償で修理または交換(メーカー保証の範囲内)

ビジネスで使いたい情報系サブスクリプション

情報系サブスクリプションサービスも、ビジネスでは役立つことが多いです。電子書籍やクラウドサービス、有料情報サイトのサブスクリプションサービスを活用することで、いち早く最新情報を手に入れ、ビジネスの利便性を高めることができるでしょう。

Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedは、好きな本や雑誌が読み放題になるサブスクリプションサービスです。スマホやタブレット、Kindle端末などのデバイスから必要な本をダウンロード、いつでも情報収集や学習に生かせます。一度に10冊までのダウンロードが可能で、自分のタイミングでいつでも入れ替え可能です。

月額料金は980円です。別途Kindle端末を購入する際には、端末価格がかかります。

Office 365

高価なMicrosoft officeソフトを月額料金で利用できるのが、Office 365です。(2020年4月よりMicrosoft 365へ名称が変更)以前からあったサービスですが、ビジネス利用には欠かせません。オンライン版のofficeソフトで、遠隔での共同作業も可能です。

Microsoft 365 Apps for businessは月額860円、Microsoft 365 Business Standardは月額1,310円と、月額費用のみで利用できます。

グロービス学び放題

グロービス学び放題は、月額料金で好きなビジネス講座を受講できるサブスクリプションサービスです。国内最大のビジネススクールを運営しているグロービスの講座2,000本以上が利用できます。

月額料金は1,980円で、スマホやタブレットから気軽に学べるため、コスパも利便性も高いでしょう。

NewsPicks

NewsPicksは、国内外のニュース配信やブックマーク機能を利用できるニュースメディアです。無料でも利用可能ですが、有料のプレミアム会員やアカデミア会員になると特典を利用できます。

プレミアム会員は月額料金1,500円、アカデミア会員は月額料金5,000円です。NewsPicks オリジナルコンテンツも読み放題・見放題となり、ウォールストリートジャーナル日本版の有料記事も閲覧できます。アカデミア会員はNewsPicksアカデミア講義に招待・NewsPicksオリジナル新刊書籍を送付などのサービスが受けられます。

まとめ

サブスクリプションは、一般利用だけでなく法人向けやオフィス向けサービスも充実しています。

利用したいサービスがあったら、まずはサービスの価格や補償内容を比較してください。
プランのカスタマイズや見積もりができる場合には、利用を始める前に自社に合うサービスを提案してもらうのもおすすめです。サブスクリプションサービスを上手に活用し、コストダウンや利便性の向上を目指しましょう。

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