東京発!400字のアイデアから始まるスタートアップコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY2018」が応募開始

東京都が主催し、特定非営利活動法人エティックが企画運営を行うビジネスコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY2018」の応募が、5月7日より開始しました。

「TOKYO STARTUP GATEWAY」とは、起業家の「卵」を生み出すため、東京都が平成26年度より開始したビジネスコンテストです。4年間で3,000名近いエントリーを集める国内最大級の規模になっています。

TOKYO STARTUP GATEWAY2018 概要

応募資格

・平成30年4月1日現在で15歳以上、40歳未満の方
・応募するビジネスプランで平成31年度中に都内で実際に起業する意思のある方
(都内で起業予定の方であれば、都外在住の方も応募できます)

表彰

・最優秀賞100万円(1名)
・優秀賞50万円(2名以内)
・その他オーディエンス賞など

募集期間

平成30年5月7日(月曜日)~7月1日(日曜日)

担当者のコメント

「TOKYO STARTUP GATEWAY 2018」を企画運営している特定非営利活動法人エティックの水上雅輝さんに、本イベントの概要や注目ポイントについて、お話を伺いました。

ー「TOKYO STARTUP GATEWAY2018」を開催することになった経緯を教えてください。

「TOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)」は、東京都の成長戦略として2014年度より始められた、「世界に通用するイノベータ―」を東京から生み出すことを狙いとした、ビジネスプランコンテストです。

近年、多様な領域で産業構造が目まぐるしく変化しており、国を始めとした行政機関のみならず各企業においても、イノベーションを如何に生み出せるかが大きな課題となっております。幅広い分野で「世界」を変える可能性を秘めたアイデアを本事業を通じて広く応援することで、個人・組織・地域・資源の有機的に繋がりによる、多様な挑戦が生まれ続けるスタートアップの生態系構築をTSGは目指しています。

過去4回開催されたコンテスト部門では、約3000のエントリーから、確認できているだけでも60人以上の若者が、起業・事業化しております。

ー「TOKYO STARTUP GATEWAY2018」の注目ポイントはどこですか?

まず挙げられるのが、「法人登記前の個人の方々は400文字のアイデアからエントリー可能」という敷居の低さです。15歳~39歳の方でしたら、日本語400文字でアイデアを記していただけたらエントリー可能です。

次に、事業化へ向けた創業支援/資金メニューの提供ができる点です。最優秀者には100万円、優秀者には50万円の賞金を提供します。ファイナリストには、サポーター各社から支援メニューも提供されます。さらに、都内で法人設立時には活動資金100万円が提供されます。

また、単に優秀なプランを競うだけではなく、同士/先輩起業家/専門家の方々と共にビジョンを深めていく場が設けられております。TSGを通じた、縦と横での繋がりの構築も、例年参加者の皆様にご好評いただいております。

宇宙開発、エネルギー研究、ヘルスケア、キャリア支援、エンタメ/コンプレックス領域等、これまでに応募のあったアイデア領域は多岐にわたります。各々のプランに対応したメンター陣から直接アドバイスをいただける機会があるのも、本コンテストの魅力です。

ー起業家に向けてメッセージをお願いします!

TOKYO STARTUP GATEWAYにご関心を頂きまして、誠にありがとうございます。
本事業は、「コンテスト」という形式ではありますが、単に、優秀なプランを競い合うだけではなく、「ブラッシュアップ型・育成型」であることを最も大切にして運営しています。そのため、優秀なビジネスプラン、完成された事業計画などは、はじめは一切必要ありません。むしろ、まだカタチのない、みなさま一人ひとりの中で描かれている、「情熱的な想い・夢・空想」を、まずは思い切りぶつけていただけたらと思っています。

そしてこのコンテストのプロセスを通じて、この場に集まる仲間とともに、はじめの情熱を「世界を変える力」へと、共に思い切り磨いていけたら、私たちもなにより嬉しく思います。荒削りでも、未完成でも、みなさま一人ひとりの「情熱」・「尊い第一歩」を、私たちも全力でお迎え致します。

この夏、圧倒的にワクワクする未来、世界を共につくっていきましょう!

「TOKYO STARTUP GATEWAY2018」の詳細は、こちらからどうぞ!

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ イベント
関連タグ ビジコン
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY 2023」エントリー開始 7/9締切
2023年5月16日、東京都は、「TOKYO STARTUP GATEWAY 2023」のエントリーを開始したことを発表しました。 「TOKYO STARTUP GATEWAY」は、「東京」から世界を…
【3/30開催】第5回 Startup Weekend 浜松 オーガナイザー秋間 建人氏インタビュー
世界的に開催されているスタートアップ体験イベント「Startup Weekend」が3月30日(金)から静岡県浜松市で開催されます。 「浜松バレー構想」を立ち上げ、ベンチャービジネスを起しやすい環境創…
【独占】NCCベンチャーグランプリ2017 受賞者コメント
日本最大級の機関投資家である日本生命の100%子会社「ニッセイ・キャピタル株式会社」が主催する、ビジネスコンテスト「NCCベンチャーグランプリ2017」。 3月に発表されたグランプリ、優秀賞、ものづく…
【最大賞金50万円!】NCCベンチャーグランプリ2017 グランプリはソーシャル創薬プロジェクト 代表 山本一樹氏
「NCCベンチャーグランプリ」は、日本最大級の機関投資家である日本生命の100%子会社「ニッセイ・キャピタル株式会社」が主催するビジネスコンテストです。自身の事業を投資家の視点から評価してもらうことが…
優勝賞金1億円!「スタートアップワールドカップ2018」決勝戦が5月11日に開催!シリコンバレーの大物達と出会うチャンス!!
フェノックス・ベンチャーキャピタルが主催する世界最大級のスタートアップピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2018」の決勝戦が5月11日(金)アメリカのシリコンバレーで開催されます。 今回で…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集