注目のスタートアップ

株式会社スクリエ 岡本孝博|口腔領域DXの事業展開が注目の企業

独自の特許を活かした口腔領域DXの事業展開で注目なのが、岡本孝博さんが2018年に創業した株式会社スクリエです。

人生100年時代がいよいよ到来し、それと同時に「健康寿命」というキーワードが飛び交うようになりました。
元気に長生きできる方が、個人も周囲も幸せな生活が送れますし、医療機関のひっ迫を防ぎ、無駄な医療費の削減にもなります。

健康維持のために取り組むべきことはたくさんありますが、口腔内のケアというのがとても大事と言われています。
実際、国立がん研究センターなど国立高度専門医療研究センター6機関が、日本人の健康寿命延伸のために必要な予防行動などについて目標を提言にまとめて発表していますが、その中の一つにも「口腔内を健康に保つ」が挙げられています。

ところが、体の定期検診は毎年受けるのに対し、口腔内の定期健診を受ける数は少なく、多くの方が歯が痛くなったなどの異変が起きてから歯医者へ通っているのが実情です。
本当は痛い思いをする前に、全身の健康をむしばんでしまう前に手を打つことが出来る方が良いに違いありません。

こうした実情を変え、口腔内のケアを日常的に意識し、誰もが手軽に歯科検診が受けられるようになる取り組みに、今注目が集まっています。

株式会社スクリエの口腔領域のDX事業の特徴は、専用カメラを装着したスマホでお口の中を撮影するだけで歯科検診が受けられ、治療が必要な場合はその内容も事前に把握できる「手軽さ」「安心感」という点です。

株式会社スクリエ岡本孝博さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

自宅にいながら、レントゲンが必要な症例を除き、歯科医院に受診するのとほぼ同程度の詳しい診断を歯科医師から受けることができます。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

歯医者に行かなければな、と思いながら、実際行った方が良いのか?治療期間はどれくらい?金額は?どれくらい放置していても良いのか?悩んでいらっしゃる方、
または歯医者に行きたくても、行けない方、その他歯医者への受診に関して、疑問やお悩みがある方にご利用頂きたいと思っています。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

医療費の逼迫が言われるなか、自覚の少ない健康の負の連鎖が起こる最初の段階に、虫歯や歯周病と行った顕在化していない健康被害があります。
超高齢社会において、今後の医療費や介護費の負担を減少していくことは、日本において非常に重要なことだと考えます。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

まず、アイデアはあるが、実際に起業をしたことはなかったので、どのような準備が必要なのか?誰と行くのか?いつやるのか?市場はあるのか?
全てです。
これは、今となっては当時はがむしゃらに無駄に動いており、本当に周囲の助けと努力がなければ不可能でした。
現在もまだ、準備段階でストレッチが終わり、メンバーと作戦会議を立てているところですが、自分が得意なことに集中でき、信頼できる良いパートナーを見つけることだと思います。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

私が生きている間に達成できるかはわかりませんが、社会に新しく良いカルチャーを投下できるような事業へと成長したいと考えています。

・今の課題はなんですか?

弊社にどうしても必要なメンバーがおり、探しています。

・読者にメッセージをお願いします。

社会課題を解決するのが、起業家だと思います。
起業家にもイノベーション企業と事業化企業があると思います。
課題にも、顕在化している課題と顕在化していない課題があると思います。
アイデアを思いついたら、できるだけ、最初にどこに向かいたいのか、できるだけ具体的に考えておいて損はないと、今さらながらに思います。

会社名 株式会社スクリエ
代表者名 岡本孝博
創業年 2018年
事業内容 独自の特許を活かした口腔領域のDX
サービス名 HAKKEN
従業員数 2名
資本金 500万円
所在地 京都市左京区吉田本町36番1 京都大学国際科学イノベーション棟
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Dental tec DX イノベーション オンライン歯科検診 スクリエ 口腔ケアを科学する 岡本孝博 歯医者さんの選び方(探し方) 歯科
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

採用DXサービス「harutaka」において面接品質を見える化するAI「harutaka インタビューアセスメント」が提供開始
2021年9月14日、株式会社ZENKIGENは、提供する「harutaka(ハルタカ)」において新たなサービス「harutaka インタビューアセスメント」の提供を開始したことを発表しました。 「h…
歯科特化の事務代行サービスを提供する「SABU」が1億円調達
2022年11月4日、株式会社SABUは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SABUは、歯科専門クラウドバックオフィス(オンライン事務代行)サービス「SABU」を提供しています。 歯…
生成AIによる問題解決機能を搭載したプロジェクト管理ツール「SolvifAI」を開発する「ソルビファイ」が3,300万円調達
2024年2月1日、ソルビファイ株式会社は、3,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ソルビファイは、生成AI搭載問題解決SaaS「SolvifAI」を開発しています。 プロジェクト管理…
屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS」を開発・提供する「Liberaware」が11.5億円調達
2023年8月7日、株式会社Liberawareは、総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Liberawareは、屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」を…
海事産業のDXを目指す「Marindows」と「ソフトバンク」が資本・業務提携
2022年7月26日、Marindows株式会社は、ソフトバンク株式会社と、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 Marindowsは、海洋統合デジタルプラットフォーム「Marindows…

大久保の視点

優勝はブラジルから参加のBVC中山充さん!2/26 起業家プレゼン&交流大会「ライトニングトーク東京」
2024年2月26日、創業手帳主催のショートプレゼン大会「ライトニングトーク東京」を開催いたしました。 このイベントは、オンリーワンのサービスやストーリーを…
(2024/2/26)
2/5 JSSA日本スタートアップ支援協会ピッチ大会:最優秀賞はがんリスク検査のセルクラウド中島 謙一郎さん
一般社団法人日本スタートアップ支援協会が主催する「The JSSA TOKYO Pitch Award & Meetup Vol.33」が2024…
(2024/2/5)
第4回 FRAX TOKYOが1/18~1/20に開催:創業手帳の大久保幸世も登壇・フランチャイズビジネスの総合展が活況
「第4回 FRAX TOKYO」が2024年1月18日(木)から20日(土)にかけて開催されました。 このビジネスイベントは、日本最大の見本市主催会社・RX…
(2024/1/20)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】