5/27「いしかわ発スタートアップ創出セミナー」霞が関で開催!清水氏、勝屋氏コメント「地方起業の利点を伝えたい」

首都圏で活動されている起業家や支援企業の方々に対し、石川県で新規事業をはじめるうえでのヒントやきっかけを提供することを目的として、「いしかわ発スタートアップ創出セミナー」が5月27日(土)開催されます。
今回は、登壇者である清水氏と勝屋氏、さらに主催者である公益財団法人石川県産業創出支援機構の山岸氏、そして運営協力されている株式会社Kipsの高田氏よりお話を伺いました。

登壇者 清水 巧氏よりコメント

ー石川県で創業する魅力はどの点にありますか?
サービスや商品の本質的な価値作りに集中しやすい環境があると思います。
腰を据えて商品を作りこむのであれば地方にも優位性があると思います。

ー自身が創業した際の経緯はどのようなものだったのでしょうか?
新卒で入社した都内のベンチャー企業の急成長を肌で感じ、自らそのような企業を立ち上げていきたいという気持ちが強くなりました。

<清水巧 氏プロフィール>
明治大学経営学部卒。Sansan株式会社を経て2014年1月に株式会社Combinatorを設立。地元の石川県と東京を行き来しながらRefcomeの開発を進めています。石川県主催のイベントに複数登壇し地方、石川の起業の良さを伝えている。

登壇者 勝屋 久氏よりコメント

ー色々な自治体と関わられていますね。地方起業の利点は何ですか?

利点はその人の志次第ですが、
1)大前研一さんも言っていることですが、自分(人生)を変えるなら、住む場所、付き合う人、時間配分を変えるのが良いと言ってますが、そう思います。自分の好きな土地にすみ活動を始めると、目がさめるような気づきや体験が起こり、それにより行動が変わり、自分を成長させるきっかけになる。今まで見えなかったことが見えるようになるのだと思います。

2)本気で活動している地域コミュニュティには想いのある自治体の人や金融機関の人などがいて、顔が見える繋がりがあり、心でつながるあたたかい関係性ができる。信頼関係が気づければ、応援してくれる人と巡り会えるチャンスがある。例えば、NHKなどのメディアに取り上げやすいのは東京よりも地域だと思います。

3)その人の暮らし方次第ですが、ストレスを大幅に減らせるチャンスがあると思います。

ー来場者に一言お願いします!

人生をもっと素敵に書き換える挑戦の場として自分の好きな土地を探すのも楽しみの一つだと思います。
直感に従い自分足で土地に出向き、試行錯誤するプロセスを楽しんでください!
石川県という土地にピーンときたら、このイベントに参加ください!

<勝屋 久氏プロフィール>
Team♡KATSUYA 
LOVEコネクター/画家

1962年 東京生まれ。上智大学理工学部数学科卒業後、日本IBMにて25年間勤務。2000年IBM Venture Capital Group パートナー日本代表、経済産業省IPA 未踏IT人材発掘・育成事業 プロジェクトマネージャーなどを経て、2010年8月に独立。『心でつながる場を創り、人の輝きを呼び覚ますお手伝い』をコンセプトに生き方そのものを職業として活動開始。2014年から本格的に画家として活動開始。現在は夫婦で様々な活動している。(株)アカツキ 社外取締役/応援団長、(株)クエステトラ 社外取締役、ビジネス・ブレークスルー大学 客員教授、富山県立大学MOT 非常勤講師、上智大学理工学部非常勤講師、総務省 地域情報化アドバイザー、福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議 理事/ビジネス プロデューサー、西粟倉村及び厚真町ローカルベンチャースクール チーフメンター、鯖江市 NPO法人エル・コミュニュティ 理事など多様な顔もある。

公益財団法人石川県産業創出支援機構 山岸 剛 氏よりコメント

ーどうしてこのイベントを開催したのですか?
スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2017を皆さんに知ってもらうためです。
このイベントで、首都圏・関西圏をはじめ全国からのエントリーを促したいと思っています。

ーこのイベントの見どころは?
過去のコンテスト入賞者(県外出身者含む)の実体験や、石川県での起業環境についてパネルディスカッションなどを通じてお伝えする点です。創業される方の参考になっていただけたら幸いです。

ー石川県で起業する魅力はどの点でしょうか?
伝統工芸等の特有の地域資源や大学等の知の集積を活かして、強みのあるビジネスを実施できることだと思います。
豊かな自然に囲まれていて、伝統文化やおいしい食べ物がたくさんあるのも魅力ですね。

ー石川県の創業支援策はどのようなものですか?
全国最大規模のビジネスプランコンテストです。
専門家等による伴走支援をはじめ総合的にサポートしています。

ーどういった起業家が輩出されていますか?
アイ・オー・データ 細野社長、ライオンパワー高瀬会長、アクトリー 水越社長 などがいらっしゃいます。

ー最後に、起業家へのメッセージをお願いします。
石川での創業を全力でバックアップいたします!
エントリーお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします!

株式会社Kips 高田氏よりコメント

ー石川県で創業する魅力はどの点でしょうか?

裏日本と呼ばれていた北陸地方に位置する石川県も、2015年3月の北陸新幹線開通を契機に変化を見せ始めています。

創業環境としては、谷本正憲石川県知事が理事長を務める公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)をはじめとする公的支援機関、地域金融機関による制度融資、助成金等の支援制度は充実しており、手厚いサポートが期待できます。

また、技術面・人材面を担う高等教育機関は人口10万人あたりの数で全国2位を誇り、事業を成長させる環境は他県に勝るとも劣らないものがあるといえます。

何より食が最高です!私の知る経営者は他県出身ですが、石川の食に魅せられ、当地での起業を決意されました。
仲間と旨い料理と日本酒をいただきながら事業アイデアを議論する。
そんな豊かな環境が石川県には用意されていると思います。

ー本イベントについて意気込みを教えてください
今回のイベントでは、石川発スタートアップ企業の事例紹介を通じて、
石川県の地域資源や支援制度を活かした事業の創り方を皆さまと共に考える機会にしたいと思います。
また、勝屋久さんの「今の時代にとっても大切なお話」も必聴です。是非皆さまご参加ください。

いしかわ発スタートアップ創出セミナーin東京の詳細はこちら

<タイムテーブル>

13:00-13:30 開場

13:30-13:40 開演・オープニング

13:40-14:30 第一部 パネルディスカッション
「石川発スタートアップの創出に向けて~石川らしさを活かした事業の創り方~」
株式会社Combinator 代表取締役 清水 巧 氏
株式会社バイオセラピー開発研究センター 代表取締役 豊田 剛史 氏
株式会社Craftie 代表取締役 康 瑛琴 氏
株式会社雪花 代表取締役 上町 達也 氏
<モデレータ>株式会社Kips パートナー 高田 諭

14:30-14:40 休憩

14:40-16:10 第二部 講演
「今の時代にとっても大切なお話」
勝屋 久 氏(Team♡KATSUYA LOVEコネクター/画家)

16:10-16:25 第三部 石川県の支援制度の紹介

16:25-16:30 交流会準備

16:30-17:30 交流会

<開催概要>

日 時:2017年5月27日(土)13時30分~17時30分(受付開始13時00分~)
会 場:SENQ霞が関(東京都千代田区霞が関一丁目4番1号 日土地ビル2F)
主 催:公益財団法人石川県産業創出支援機構
後 援:株式会社Kips、特定非営利活動法人インデペンデンツクラブ
参加費:無料 定 員:80名(要事前登録)

<問合せ先>

◎公益財団法人石川県産業創出支援機構
経営支援部 新事業支援課 創業支援サポートデスク 担当:中道・山岸・櫻井
TEL:076-267-1244/FAX:076-267-3622/e-mail:shinki@isico.or.jp

◎株式会社Kips 担当:高田
Tel:03-3980-2945/FAX:03-6907-1125/e-mail:info@independents.jp

イベント申し込みページ
http://peatix.com/event/261239/

(編集:創業手帳編集部)

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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