日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営する「JPYC」が資金調達へ

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資金調達

2026年4月20日、JPYC株式会社は、28億円の追加資金調達を完了する予定であることを発表しました。

1stクローズと合わせたシリーズBラウンドでの累計調達額は、現時点で約46億円となる見込みです。

JPYCは、日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営しています。

2025年8月に資金移動業登録を受け、2025年10月に「JPYC」の発行を開始しています。2026年4月15日時点で、累計発行額は21億円を突破しています。

現在、Avalanche、Ethereum、Polygonの3つのブロックチェーンに対応しているほか、今後もチェーン追加を検討しています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。

・システム及びアプリケーションの開発
・事業開発に必要な人材の採用
・ステーブルコインの発行・償還、取引、決済及び管理並びにその支援に関する事業
・新たな成長機会への戦略的投資


ブロックチェーン技術を基盤とする暗号資産は、低コスト送金や迅速な国際送金、金融機関を介さない取引といった特性から、次世代の通貨として期待されてきました。

しかし現在、多くの暗号資産はマイニングや投資対象としての利用が中心で、日常的な決済手段としては十分に普及していません。その背景には、暗号資産特有の大きな価格変動、いわゆるボラティリティの高さがあり、安定した取引・決済に適さないという課題があります。

さらに、暗号資産で物品やサービスを購入する際には、日本円への換金手続きや手数料が発生し、これが利用拡大の障壁となっています。こうした課題を解消するために登場したのが、価格を安定させる仕組みを備えたステーブルコインです。

ステーブルコインには、法定通貨を担保とするタイプ、発行量を調整して価格を一定に保つタイプ、主要な暗号資産を担保とするタイプなど、複数の方式が存在します。

JPYCが発行する「JPYC」は、日本円と1:1で交換可能な法定通貨担保型のステーブルコインです。大手金融機関とのサービス連携や、免税システムを展開する事業者との協業を通じたインバウンド向け決済網の構築など、ユースケースの拡大に取り組んでいます。

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