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脂肪組織由来の多機能血小板であるASCL-PLCの事業化に取り組む「AdipoSeeds」が資金調達

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2026年1月9日、株式会社AdipoSeedsは、資金調達を発表しました。

AdipoSeedsは、脂肪組織由来の多機能血小板であるASCL-PLCの事業化に取り組んでいます。

主に廃棄予定の脂肪から安全で医療応用可能な血小板製剤を低コストで供給し、今後世界的に加速する血小板不足という課題の解決に貢献することを目指しています。

また、再生医療等製品の開発や、PRP(多血小板血漿)療法向け事業も展開しています。

今回調達した資金は、早期の臨床研究の開始に活用します。


輸血用血液製剤の多くは高齢者の医療に使用されており、たとえば輸血用血液製剤の約85%が50歳以上の患者に投与されています。一方で、献血によって血液を提供している人びとのうち60%以上は50歳未満であり、提供者と需要者の年齢構造には大きな差があります。

少子高齢化が進む日本では、輸血を必要とする患者の増加と、血液を提供する若年層人口の減少が同時に進行しており、2027年には年間89万人分の輸血用血液製剤が不足すると試算されています。さらに、大規模災害など短期間に大量の輸血が必要となる事態にも備える必要があるため、人工血液など輸血に代わる手段の開発が求められています。

血小板を主成分とする血小板製剤は、血小板の量的・質的異常がある場合に使用される重要な輸血用血液製剤です。しかし、血小板製剤は採血後4日以内しか保存できず、20度から24度で常時振盪しながら保存する必要があるため、専用の保存装置が不可欠であり、保存に関する課題が大きいという現状があります。

こうした課題に対し、AdipoSeedsは皮下脂肪組織由来の間葉系幹細胞から血小板を人工的に創製する独自技術を開発しています。この技術は血小板製剤の不足や保存に伴う課題の解決につながる可能性が高く、さらに応用できる医療領域も広いという特徴を有しています。

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カテゴリ 有望企業
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