中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」第13期の支援先が決定

tips

2025年9月30日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、アクセラレーション事業「FASTAR」の第13期の支援先18者を採択・決定したことを発表しました。

「FASTAR」は、IPOやM&Aなどを視野に入れたユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップや個人に対して、専門家が伴走しながら事業成長を目指すプログラムです。

支援後の成長戦略・事業計画を発表する場であるピッチイベント「デモデイ」は2026年8月頃開催を予定しています。

採択企業

「ライフサイエンス/バイオテクノロジー」
・EyeVita(創業前)
・共創システム研究所株式会社
・株式会社セルフォールド
・ViveSpoon(創業前)
・株式会社 MycoGenome

「クリーンテック/マテリアルテック」
・NT 技研工業株式会社
・CaMaDo 株式会社(設立予定)
・GOMI ソリューションズ株式会社
・株式会社ソラマテリアル
・タカマクロン(創業前)
・株式会社 Path Being
・株式会社ミーバイオ

「AI/DX/IT サービス」
・株式会社 mBiRS
・株式会社キャリアサバイバル
・株式会社 GEMBA
・株式会社 Swell
・blocksky 株式会社
・LOOVIC 株式会社


アクセラレーションプログラムは、シード期やアーリー期のスタートアップが資金・知見・ネットワークといったリソースを獲得し、事業成長を飛躍的に加速させる場です。

中小機構が主催する「FASTAR」は、ユニコーンやIPOを目指す企業、地域経済をリードする中核企業の育成を目標に掲げています。ものづくり、ロボット工学、IT、エネルギー、ヘルスケア、創薬など多岐にわたる分野での支援実績を通じ、参加企業の多様なニーズに応えています。

プログラムでは、中小機構が培ってきたノウハウを基盤に、専門家によるメンタリング、資金提供、業界ネットワークの紹介などを一体的に提供しています。採択企業は、こうした支援を受けて事業モデルのブラッシュアップや市場拡大を実現しています。

FASTARのウェブサイトには、支援を経て成長した企業・起業家の成功事例が掲載されており、具体的な成果やノウハウを確認できます。これらのストーリーは、新たに参加を検討する企業にとって有益な学びと指針を示しています。

アクセラレータープログラムなどでは、他企業との協業もメリットです。自社にはないリソースを活用できるため、ビジネスを大きく成長させることもできるでしょう。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、協業できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを詳しく解説しています。

また、ビジネスを成長させるには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ FASTAR アクセラレーション アクセラレーションプログラム アクセラレーター スタートアップ 中小企業基盤整備機構 中小機構 公募 起業家
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【9月2日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
9月2日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 外国人留学生の経営管理ビザ切り替え容易に 国家戦略特区で起業促す 政府は、国家戦略特区内に限って、外国人留学生が保有す…
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問にしにくい分野でもあります。科学的なアプローチ…
ユニコーン企業・非上場スタートアップ投資の「HiJoJo Partners」が11.5億円調達
2022年8月2日、HiJoJo Partners株式会社は、総額約11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HiJoJo Partnersは、ユニコーン企業を中心に国内外の非上場…
スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開催され、優勝は人工核酸を使い創薬を手掛けるS…
「日本クラウドキャピタル」がベンチャー株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET」をリリースへ
2021年10月26日、株式会社日本クラウドキャピタルは、「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」の提供に向け、準備を進めることを発表しました。 「FUNDINNO MARKET…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集